16歳の息子も含めて一家殺害された村の有力者・劉継傑氏(63歳、右)と、その妻(37歳、左)の写真。(中国のネットより)

「法律は役に立たない。だから自分で決着をつける」中国農村部で相次ぐ、一家みな殺し事件

唐突ではあるが「中華人民共和国」にも法律や憲法はある。しかし、法律を公正に運用して社会を浄化する仕組みが、全くない。

法律の上に「党」が絶対的に存在する。そうした意味において、明らかに奇形的な体制である現在の中国は、極めて不安定かつ不条理な、言わば「累卵上の国家」でもある。

以下の事件は、その危うさが招いた一例であるかもしれない。昨今、中国の農村部では「村長一家が皆殺し」といった、信じ難いような凶悪事件が連続しているのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で豪雨により自宅が水没。それでも男性はソファでスマホ。ネットでは「この境地に達したい」「焦るほうが負け」と話題に。その達観ぶりに思わずネット二度見
米カリフォルニア州アーケディア市の前市長アイリーン・リー・ワン氏が、中共政府の違法代理人として活動した罪を正式に認めた。量刑審理は10月に予定されている
昨年、中国からの資金流出が推定で1兆400億ドルと過去最高。中共当局は越境証券取引の取り締まりを強化し、米国株など海外市場への投資ルートを締め付けている
発がん性が指摘されているにもかかわらず、中国では今も販売されている嗜好品「ビンロウ(檳榔)」。広州で予定されていた文化展は「なぜ宣伝するのか」との批判を受け中止となった
中共が近年、新疆ウイグル自治区などの辺境の砂漠地帯で、核軍事施設のネットワークを急速に建設・拡大している。同地域が長年にわたり大規模な核実験の舞台とされてきた背景には、中共による「民族浄化」政策が存在する