日米防衛相会談、同盟の役割・今後の方向性を協議と浜田防衛相
[東京 1日 ロイター] – 日米防衛相会談が1日都内で開かれ、冒頭で浜田靖一防衛相は、日米同盟の役割や任務の分担、今後の方向性などを協議したいと述べた。米国の核抑止力を含む拡大抑止にかかわる活発な議論の強化も必要で、オースティン米国防長官と議論したいと強調した。
浜田防衛相は「北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるもののさらなる発射を行う可能性があり、日米の連携強化が必要」と指摘。ロシアのウクライナ侵略が継続する中で主要7カ国(G7)が結束してウクライナを支援する必要があり、日本としても最大限の支援を継続するとも述べ、「力による一方的な現状変更は許されず同盟の抑止力強化が必要」と強調した。
オースティン長官は「今ほど日米同盟が強固なことはない」と発言し、日本の敵基地攻撃能力の保有方針などを評価。明日以降シンガポールで予定されている日米韓防衛相会談などへの期待も表明した。
関連記事
中国共産党が第一・第二列島線で軍事活動を強める中、日本から自衛隊の「戦闘部隊」が初めて米比の合同軍事演習に参加の予定。日米豪比の連携強化と多国間安保網の拡大により、対中抑止に向けた準同盟化の動きがみられる
学者・郭育仁氏は、日本の「インド太平洋特遣隊」が4月の米比日澳演習に参加し、戦後初の地上部隊によるアジア輪番駐留に踏み出すと分析。日米の「双矛」化と南部の網目状同盟で、台湾を囲む抑止網が激変している
防衛省は31日、熊本および静岡の2か所に日本独自開発の長距離ミサイルを正式に配備したと発表した。射程は約1千キロに達し、上海など中国沿海都市を射程圏内に収めることが可能だ。
防衛省は27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国での改修と訓練を経て、巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を確保したと発表した。
イラン革命防衛隊は、ワシントンがイランのエネルギー施設を標的にした場合、米国株を保有するあらゆる企業を「完全に破壊する」と表明した