2023年5月、河北省で学生の謎の転落事故が起きた。画像はその大学前で真相究明を求め、泣きながら社会に助けを乞う遺族の姿。(中国のSNSより)

中国で相次ぐ「学生の不可解な死」 自殺と決めつける学校、門前で号泣する遺族

中国では今、学校内で「不可解な死」を遂げる学生が絶えない。

さらに不可解なのは、そういった事件が起きるたびに、どの学校も、もはや「必ず」といっていいほど隠蔽を図り、真実を明らかにしないのである。

遺族が納得できる説明は一切ない。あろうことか、学校側の不誠実に対して声を上げる遺族やネット民を弾圧して、まるで何もなかったかのように、全てを隠滅して葬り去ろうとするのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
黒タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。