米国の戦没者記念イベントでスピーチする英文新唐人のワシントンD.C.副支局長パトリック・デービス氏(左)と 英文エポックタイムズブランドプロモーション副部長クリス・ボブ氏(右)(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

「報道で民主主義を護る」 米エポックタイムズ副部長、戦没者記念イベントでスピーチ

米首都ワシントンでは5月29日、戦没将兵を記念する大規模なパレードが開かれた。英文エポックタイムズの現地支局副局長は来賓として招待され、報道の自由を堅持する大切さをスピーチで訴えた。

米国では毎年5月の最終月曜日は「戦没将兵追悼記念日(Memorial Day)」として定められている。当日のパレードには陸海空軍に加え、海兵隊と沿岸警備隊も参加した。

パレード前の集会には、英文エポックタイムズのブランドプロモーション副部長クリス・ボブ(Chris Bob)氏と、英文新唐人テレビ(NTDTV)のワシントンD.C.支局副局長パトリック・デービス(Patrick Davis)氏が招待され、スピーチを行った。二人はいずれも軍人家庭の出身だ。

デービス氏は軍人に対する敬意と祖国に対する愛情を述べるとともに、言論の自由を守ることの重要性に言及した。そして「共産主義の抑圧から抜け出したエポックタイムズや新唐人テレビの創設者たちは言論の自由の重要性を認識している」と語った。

パレードで行進する隊列 (Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

壇上でボブ氏は報道の自由の貴重さを強調し、「新聞報道は民主主義の本質を守る極めて重要なものだ」と述べた。

「新聞報道は、権力者の責任を追求し、正義を照らし出し、隅に追いやられた人々の声を拡散する力を持っている」とボブ氏。「同時に、必要とされる時に希望と展望を伝える力を持っている」。

ボブ氏は続けた。「自由を守るために犠牲を払った愛国者たちを永遠に忘れてはならない。アーリントン墓地に眠っている先人と同じように、私たちも献身的になれるだろう。彼らに敬意を表する」。

パレードの司会者、ABCニュースチャンネル7の司会者ジョナサン・エリアス氏は二人のスピーチに感謝の意を示した。「彼らは報道の自由について語った。それはまさに憲法修正第1条が示すものだ。非常に重要な概念であり、建国の父たちはそれを最初の修正案に盛り込んだ。ここでスピーチしてくれたことは本当に嬉しいことだ」と述べた。

今回のパレードは新型コロナのパンデミック以来初となる。全米各地から多数の人々がワシントンに集い、新唐人テレビやFOXニュース、ABC、CBSなどの多くのテレビ局が現地から生中継を行った。

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