岸田文雄首相は13日に首相官邸で記者会見した。(Photo by Rodrigo Reyes Marin / POOL / AFP) (Photo by RODRIGO REYES MARIN/POOL/AFP via Getty Images)

「2030年代が少子化反転のラストチャンス」 岸田首相、こども政策で会見

岸田文雄首相は13日午後、首相官邸で記者会見を行い、衆院解散の判断と政府の子ども・子育て政策について説明した。少子化問題を「国家の危機」と位置づけ、不退転の決意で取り組むと強調した。解散総選挙については「情勢見極める」と述べるにとどめた。

首相は2022年の出生数が77万人ほどであったことに触れ、「急速に進む少子化、人口減少に歯止めをかけなければ日本の経済社会は縮小し、地域社会、年金、医療、介護などの社会保障制度を維持することは難しくなる」と厳しい表情で述べた。若年人口の急減が予測される2030年代までが少子化の反転のラストチャンスであると強調した。

その上で首相は、「こども未来戦略方針」に基づいて子ども・子育て政策に取り組むと表明。資金調達については、国民の実質的な追加負担を求めず、歳出改革とともに新たな支援金の枠組みを構築するとし、その間の財源不足については「こども特例公債」を活用すると明言した。

▶ 続きを読む
関連記事
政府は灯油の安定供給に向けた緊急対策を打ち出した。石油元売事業者や卸売事業者に対する過剰注文の抑制要請に加え、流通の目詰まりが発生した場合の直接販売制度を新設する
政府は10月16日、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による犯罪を未然に防ぐため、トクリュウが使用するスマートフォンなどの通信端末に遠隔からアクセスし、内部の情報を取得できるようにする警察官職務執行法改正案を閣議決定した
外務省の中村仁威欧州局長は14日、ロシアのニコライ・ノズドレフ駐日大使を外務省に呼び出し、ロシア連邦保安庁(FSB)によるサハリン州での日本人拘束と、中国黒竜江省の政府関係者らによる北方領土・択捉島への訪問について申し入れを行った
公明党は10月14日、2027年春の統一地方選挙に向け、立憲民主党と中道改革連合の3党で結んでいた選挙協力の基本合意を解消する方針を明らかにした。複数のメディアが報じた。
茂木外相は、中国代表団による北方領土・択捉島への訪問をめぐり、「決して受け入れられない」と強調。北方領土は日本固有の領土との立場を示し、中ロ両国に政府の立場を伝え、適切な対応を求めた