ネバダ州南部在住のジュディ・ボンドーフ氏は「これらのプロジェクトの範囲と規模は、気が遠くなるようなものだ」「環境や景観に多大な被害をもたらすばかりでなく、ワイオミング地域では数百羽のワシを殺すことになる」とエポックタイムズに語った。写真はワイオミング州の風力タービン。(John Haughey/The Epoch Times)
これらのプロジェクトの範囲と規模には驚かされる

「信じられない」 風力発電企業が脅かす脆弱な砂漠の生態系

 北米最大の風力発電所からネバダ州までの732マイル(約1178キロメートル)を高圧電力で結ぶ画期的な地域間送電線プロジェクトが今週着工した。トランスウェスト・エクスプレス送電プロジェクト(TWE)は、ワイオミング州のカーボン郡に位置する総額50億ドル(約7155億円)、3千メガワット、600基の風力タービンから発電される電力を、モハベ砂漠の広大な未開拓地域に位置するネバダ州のエルドラドバレーにあるマーケット変電所まで送る。

コロラド州とユタ州を通るこの送電線は、カリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州に電力を供給する。バイデン政権のインセンティブによって始まったこのプロジェクトは、気候変動に対抗するクリーンエネルギーの新たなフロンティアとして称賛されている。しかし、これらのプロジェクトが環境に及ぼす影響についての環境保護主義者の声は、宣伝されているほどクリーンではないかもしれないエネルギー源を推進する物語を支持するために、人気のない意見として抑制されてしまっている。

「これらのプロジェクトの範囲と規模は、気が遠くなるようなものだ」とネバダ州南部在住のジュディ・ボンドーフ氏はエポックタイムズに語った。「環境や景観に多大な被害をもたらすばかりでなく、ワイオミング地域では数百羽のワシを殺すことになる」

▶ 続きを読む
関連記事
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する
米中会談での合意の欠如は、今後の米中間の地政学的不安定性を示している。ホワイトハウスは中国側によるボーイング機200機および農産物の購入を含む合意事項を発表したが、中共政府側は公に同意していない