(コンチ / PIXTA)

スリランカ 絶滅危惧種「トクモンキー」10万頭の中国への輸出計画を中止

6月26日、インド洋に位置する島国、スリランカは動物愛好家から強い抗議と訴訟を受け、中国へ絶滅危惧種である猿、「トクモンキー」約10万頭を輸出する計画を中止すると発表した。

スリランカ野生動物保護部(DWC)は26日、控訴裁判所に対して、猿を中国へ輸出する計画は進めないと伝えた。この訴訟は30人の野生動物や環境の活動家によって提起されたものである。 

裁判所関係者はAFPに対し、「州検察官がDWCの代表として裁判所に通知し、猿を中国や他の国へ輸出する予定はないと説明した」と伝えた。

▶ 続きを読む
関連記事
日本政府観光局(JNTO)が発表した最新データによると、2025年の観光シーズンにおいて、日本を訪れる観光客数 […]
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く