ニッキー・ヘイリー氏はトランプ氏が中国建国70周年を迎えた中国に祝辞を述べたことで「道徳的な弱さ」を見せたと非難し「それは世界に間違ったメッセージを送った。中国共産党は非難されるべきであり、決して祝福されてはならない」と述べた (Drew Angerer/Getty Images)

米共和党候補ヘイリー氏「中国は戦争の準備をしている」

2024年米大統領選の共和党候補指名を争う元国連大使のニッキー・ヘイリー氏は27日、「中国共産党政権は台湾、米国との戦争の準備をしている」と警告した。また、前・現政権の外交実績を非難し、対中アプローチの 「根本的な転換 」を呼びかけた。

ヘイリー氏は、シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ研究所」で講演し、中国を「最大の敵」と位置付けた。「中国共産党の最終目的は明確だ。中国は戦争の準備をしている」と述べ、日本や豪州などと防衛面での連携を深め、増大する中国の脅威に対抗する必要があると断じた。

中国の習近平国家主席は先月、「極端なシナリオや状況」に備えるよう国民に促した。中央情報局(CIA)のバーンズ長官も2月に、習氏が2027年までに台湾侵攻の準備を行うよう軍に指示しているとの見方を示した。両国間の緊張が一層高まるなか、対中政策も大統領選の論点になりつつある。

▶ 続きを読む
関連記事
米シークレットサービス(大統領警護隊)の要請を受け、米軍はトランプ大統領が所有するフロリダ州パームビーチの邸宅「マールアラーゴ」とその周辺に、短距離地対空ミサイルシステムや対ドローン装備を配備した。関係当局者が10月29日、明らかにした
毛沢東の肖像に自分の顔を合成した画像を巡り、中国で批判を浴びたエムバペが謝罪。元NBA選手のカンター氏は「毛沢東は独裁者」と述べ、謝罪を残念だと語った。選手が信念と競技人生の選択を迫られる状況にも懸念を示した
ハリス前米副大統領は最近行われた米メディアのインタビューで、中間選挙で民主党が下院多数派を奪還した場合でも、「率直に言って、弾劾に向かうのは得策ではないと思う。私たちが使える資源には限りがある」と訴えた
米農務省の高官はエポックタイムズに対し、米国が対中依存の低減に向け、東南アジア向け農産物輸出を拡大していると明らかにした。ベトナム向け輸出は2025年に前年比38%増の約47億ドルに達し、輸出先の多角化が進んでいる
2026年の中間選挙を前に、米軍のイラン空爆や物価高騰が有権者の投票行動にどう影響しているのか。激変する世論の動向や共和党・民主党の攻防を、多様な有権者の声とともに伝える