2023年7月2日夕方、新疆ウイグル自治区・哈密市で、突然の砂嵐が発生した。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

「まるでこの世の終わり」 巨大な砂嵐に呑み込まれるオアシス都市=中国 新疆

7月2日の18~20時(現地時間)に、中国西北部に位置する新疆ウイグル自治区の東端、天山山脈東部の扇状地に開けたオアシスの都市・哈密(ハミ)市で、突然の砂嵐(砂あらし)が発生した。

強烈な砂嵐が、一瞬にして街を呑み込む様子を捉えた動画がSNSに多く投稿されている。「昼が一瞬で夜になった」「家の中にいたが、突然真っ暗になった。まるでこの世の終わりのようだった」といった感想のほか「自然災害を前にしたら、人間なんてちっぽけすぎる。大自然にもっと畏敬の念を抱くべきだ」などの声も目立つ。

今年4月、中国の北部は何度も砂嵐に見舞われた。北京市内も、度重なる黄砂に覆われている。一部の黄砂は南下し、長江を越えて江南地区にまで入った。中国の半分の地域、4億人以上が砂嵐や黄砂の被害を受けたとみられている。

▶ 続きを読む
関連記事
福建省漳州刑務所に収容されていた元収容者が、劣悪な生活環境、強制労働、体罰、政治教育の実態を証言した。中国の刑務所における人権侵害の一端が浮かび上がっている
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
EVやAI、海外の港への投資まで軍事戦略と一体化。中国が進める世界規模の構想とは?
習近平政権は「反腐敗は長期戦」と強調。しかし内部関係者は、「本当の狙いは不忠な幹部の排除だ」と指摘する