中国で放出の処理水濃度、さらに高いのも事実=茂木自民幹事長
[東京 25日 ロイター] – 自民党の茂木敏充幹事長は25日の記者会見で、東京電力福島第1原発の処理水放出計画に対する中国の反発について「中国には科学的根拠に基づいた議論を行うように強く求めたい」と述べた。その上で「実際に中国で放出されている処理水の濃度がさらに高いというのも事実だと思っている」と語った。
日本政府は処理水放出に関し、国際原子力機関(IAEA)の包括報告書の結論を踏まえて高い透明性をもって国際社会に丁寧に説明していく考えで、夏ごろを見込む放出時期の方針に変更はないとしている。
茂木幹事長は、放出時期は政府が「安全性の確保、風評対策の取り組みの状況を確認しつつ、適切に判断する」とした。
関連記事
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
中国共産党に対して強硬な姿勢を示してきた垂秀夫前駐中国大使は以前、都内の会合で「中国共産党と中国国民は違うというアプローチを中国共産党が最も嫌う」と指摘。民主派の中国人が東京に集まっている現状についても見解を述べた。
邦人男児刺殺事件について、中国共産党は容疑者の動機などについて日本側が情報共有を求めるも、口を閉ざしたまま。事件の真因とは何なのか。
2024年9月13日に掲載した記事を再掲載 香港紙・星島日報は中国遼寧省にある大連海事大学が沖縄関連の研究を目 […]
中国・広東省深圳の深圳日本人学校の男児(10)が通学中に刺殺された事件は、今日で1カ月になる。拘束された容疑者(44)について、中共当局は「捜査中」として動機をいまだ明らかにしておらず、事件の背景は未解明。