米陸軍のジェームズ・マコンビル参謀総長(写真)が4日に退任し、制服組トップが空席となった。後任の承認を上院共和党議員が阻止しているためで、軍幹部らは即応性が脅かされる事態だと懸念を示している。ワシントンで2021年6月撮影(2023年 ロイター/JONATHAN ERNST)

米陸軍制服組トップ、海兵隊に続き空席 共和議員が承認阻止

[ワシントン 4日 ロイター] – 米陸軍のジェームズ・マコンビル参謀総長が4日に退任し、制服組トップが空席となった。後任の承認を上院共和党議員が阻止しているためで、軍幹部らは即応性が脅かされる事態だと懸念を示している。

海兵隊司令官も7月初めから不在で、国防総省によると、2つの軍種でトップが不在になるのは史上初めて。

後任指名を阻止しているのは上院共和党のトミー・タバービル議員で、兵士とその扶養家族の人工妊娠中絶の旅費を国防総省が補助するのは不適切だと主張している。

▶ 続きを読む
関連記事
6月に東京で開催された「日米拡大抑止協議」共同声明の要点を解説。米国の核を含む日本防衛への関与や、中国の核増強・北朝鮮問題への対応など、最新の日米安全保障連携の最前線に迫る 。
米中央軍がイランに対する「自衛のための空爆」を完了したと発表したわずか数時間後に、今回の攻撃が行われた
米軍ヘリの撃墜に対し、トランプ大統領の指示で米軍がイランへ報復空爆を実施した。平和交渉の大詰めとされた局面での軍事衝突であり、今後の外交交渉や中東地域における緊張のさらなる高まりが懸念される
米国防省はヘグセス長官の指示のもと、軍の宗教コードを211から31へと大幅に削減した。利用頻度の低い180の信仰を削除しデータ収集を効率化することで、従軍聖職者による隊員への宗教支援の強化を目指す
米イランの緊張が続くなか、イランのアラグチ外相は「イスラエル軍がレバノンから撤退しない限り戦争は終わらない」と主張。水面下で米イラン間の間接交渉が続くなか、停戦をめぐる駆け引きが激化している