コロナ感染による迷走神経の炎症が自律神経失調症につながる:新研究
新型コロナ後遺症に苦しむ人々の光明となる新たな研究論文が、神経病理学の専門誌「Acta Neuropathologica」7月号に掲載されました。
論文では、新型コロナウイルス感染症が自律神経系を損傷して炎症反応を引き起こし、その後、コロナ後遺症患者にみられる自律神経失調症につながる可能性があることが示唆されました。
コロナ後遺症の症状には、疲労、立ちくらみ、思考力・集中力の低下や記憶障害、認知障害、胃腸の不調、動悸、息切れ、または直立姿勢に耐えられないことなどが含まれます。
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