2023年6月22日、ドイツのショルツ首相は、中国に対し台湾へ武力を行使しないよう今週警告したと述べた。ベルリンで6月21日撮影(2023年 ロイター/Nadja Wohlleben)

冷える独中関係 ドイツ各都市、中国との友好関係を解消へ

近ごろ、ドイツの複数の都市は、中国共産党(中共)との協力を相次いで中断し、友好都市計画も凍結している。従来、熱意にあふれていた独中関係は、穏やかながらも変容を遂げつつあり、特にドイツは対中政策における「リスク除去」を具体的な措置として実施している。

ドイツ北西部に位置するデュースブルク市は、これまで中国との経済・貿易関係を積極的に推進してきた。今から9年前の2014年には習近平氏が同市を訪れている。それを機に同市は、中国が進める「一帯一路」の重要な拠点になることを宣言した。

ところが現在、デュースブルク市と中国の大手テレコム企業・華為(Huawei)による共同プロジェクト「スマートシティ」は中止されている。さらに、運輸大手の中国遠洋運輸(COSCO )もデュースブルク港におけるプロジェクトの株式を売却する方向にある。

▶ 続きを読む
関連記事
イランの抗議者たちはイラン国旗の周りに集まり、それを破り始めた。国外で活動しているレザー・パフラヴィー王太子が […]
韓国の李在明大統領が訪中を経て13日に来日。経済修復を狙う訪中では中国の「離間工作」に直面したが、足元では日韓の政府・与党間交流が加速している。奈良での首脳会談を前に、日米韓連携の現在地と課題を展望する
米国がベネズエラの独裁指導者マドゥロ氏を逮捕したことを受け、国連安全保障理事会は現地時間5日に会合を開いた。ウ […]
韓国大統領の訪中。北京は韓国を日米韓の枠組みから引き離そうと楔を打ち込むが、北朝鮮問題での無策や技術盗用の懸念が壁となる。経済協力の裏に潜む情報流出のリスクと、揺れる東アジア情勢を分析
記者: 米国は現在、66の国際機関から脱退しており、そのうち31は国連関連の組織である。国務省は、これらの組織 […]