フォードと中国電池メーカーとの提携に疑念 米下院共和党議員団が調査
米下院エネルギー・商業委員会の共和党議員団は1日、米自動車大手フォード・モーターが中国の寧徳時代新能源科技(CATL)と提携して米国に電池製造工場を建設する計画は、国家安全保障上のリスクをもたらす可能性があるとして、両社が交わした契約書の写しを共有するようフォードに求めた。
キャシー・ロジャーズ委員長をはじめとする26人の共和党議員は、フォードのジェームズ・ファーリー最高経営責任者(CEO)宛に書簡を送った。
議員らは両社の取引は「中国による米国の電気自動車サプライチェーンの支配を助長し、中国依存をさらに強めることになる」と指摘。「そうなれば、米国は深刻な国家安全保障上のリスクに晒される」と強調した。
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