中国から届いた謎の種(米ミシガン州農業農村開発局)

中国から「謎の種」が届く…有害な雑草や大麻も 米農務省が注意喚起

中国から「謎の」が入った郵便物が送り付けられる事例が発生しているとして、米ミシガン州農業農村開発局(MDARD)は13日、郵便物を開封しないよう警告する声明を発表した。

2020年にも、日本や米国で注文していない「謎の種」が中国から勝手に送られてくる怪現象が続出した。

MDARDによれば、種子は様々な色の手紙や小包などで送られてきており、中には品名欄に「宝飾品」と記載されているものもある。受取人のほとんどが種を注文しておらず、勝手に送り付けられてきたケースが大半だという。

MDARDは声明で「米国農務省の検査では、有害な雑草から大麻、花の種まで、何百種類もの種が確認されている」とし、「未知の種小包を受け取った場合は、包装を開けたり、種を植えたりしない」よう呼びかけた。

さらに、こうした種は「地元の植物に病害を持ち込んだり、家畜に有害であったり、環境に非常に悪い影響を与える可能性がある」と付け加えた。

種を送りつける行為は、偽注文を偽装して売り手の評価を高めるために行われる「ブラッシング詐欺」ではないかという憶測もあるが、現在その目的はまだ分かっていない。

米国農務省は現在、全米でこの状況を調査しているとし、「中国から未知の種小包を受け取った場合は、種、包装、郵送ラベルを保管しMDARDまで連絡する」よう注意喚起している。

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