ジャニーズ事務所の元所属タレントのオカモト・カウアンさんは4月、ジャニー喜多川氏(故人)による性被害について明らかにした(Photo by Kazuhiro NOGI / AFP) (Photo by KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

子供に話しづらいジャニーズ問題、小児期の性教育の難しさ

今、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題について、大手メディアが連日報道している。長年のタブーがようやく社会問題として語られるようになったが、「少年への性的虐待」というセンシティブな話題であるだけに、報道を目にする子供への影響を親たちは懸念している。

3日、CBCテレビが街の人にインタビューを敢行。前日の記者会見でジャニーズ事務所の井ノ原快彦社長は、憤る記者らに対し「子供たちも見ているので落ち着きましょう」とたしなめたが、そもそもこれは子供の目に触れていい話題なのか。「ジャニーズ問題を子供たちにどう説明するか」と問われた親たちは、「子供には伝えられない」「『悪いことしたんだよ』とぼかした」など、当惑した様子だった。

今回のジャニーズ問題によって、児童性加害に対する日本の意識の低さが露呈した。一部の識者は日本の性教育の遅れを指摘し、欧米で進む小児期の性教育を導入するよう求めている。しかし米国では、小児期の性教育によって子供の性に対する意識が高まることで、かえってモラルや境界線の崩壊を招くといった指摘がされている。

▶ 続きを読む
関連記事
日本政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に提案している「書道」について、ユネスコの評価機関が「無形文化遺産の代表一覧表」への記載を勧告した。
東京都中野区の商業施設「中野ブロードウェイ」内の時計店で先週、スイス製の高級腕時計が盗まれた。11月1日、店に思いがけず荷物が届き、事件は新たな展開を見せた。荷物には、4600万円(29万1000ドル)相当の腕時計と、謝罪の言葉が手書きされたメモが入っていた。
パンデミック前夜の中国で何が起きたのか。北米や台湾で反響を呼ぶ映画『超限戦』(The Unrestricted War)の上映会が先月31日、さいたま市で開催された。観客からは「中共体制とナチス・ドイツの支配が重なって見えた」との声も
倉敷市は30日ヒラリー・クリントン元米国務長官とロックフェラー夫妻が10月26日午後、岡山県倉敷市の倉敷美観地区を訪れた事を発表した。
日本の人気ドラマ『VIVANT』第2シーズンは、中国共産党(中共)の情報機関を日本の情報機関の敵として描くという異例の設定を採用し、架空の情報戦を通じて日中間の安全保障や技術競争を描いている。