終わらぬ閣僚更迭劇 中南海で大粛清
10月24日、中国の李尚福国防相が解任された。財政部長、科学技術部長など重要閣僚が交代し、1か月以上空白だった軍事法院院長の後任も決まった。軍事法院院長の交代によって、習近平氏は軍関連事件の審理を加速させ、大勢の中国軍高官が刑務所に送られるだろうと考えられている。
10月24日の中国共産党(中共)人民代表大会常務委員会の公告によると、劉少雲氏は軍事法院院長に任命された。元軍事法院院長の程東方氏は9月1日に解任されたが、彼が就任したのは昨年12月末だった。程氏の解任理由は公表されていない。
中共軍政の事情に詳しい香港「文匯報」元記者の姜維平氏は、程氏が退任した理由について、「習近平氏が軍隊で行っている大規模な粛清において、軍事法院院長の役割は重要だ。習氏は程東方氏の政治的立場を信用していない」と説明した。
関連記事
中国共産党の官製メディアは「民間人によるスパイを確保した」とする事例を連日報道。だが発生時期や場所は不明で、不自然な点も多い。専門家は「自作自演の可能性」を指摘し、反スパイ意識の世論形成を狙ったものとみている
米ロサンゼルス郡工業市で4月19日、中共およびその関連組織からの脱退を支援する女性が暴漢に襲われ、頭部などを負傷。警察は容疑者を現行犯逮捕した。事件の背後には、中共の関与が疑われている
中国が最近発表した五カ年計画には、習近平が以前から強調してきた内容がほとんどそのまま盛り込まれている
国連はもはや米国の理想を反映した場ではなく、中国共産党に「乗っ取られた」機関に変質した。巨額の資金を投じながら主導権を奪われた米国の失策と、25年に及ぶ中国の巧妙な浸透工作の実態を鋭く告発する
新疆ウイグル自治区の警察官だった男性が、ドイツ滞在中に亡命し、中国当局によるウイグル人弾圧の実態について証言した。ほぼ毎週のように被拘束者が死亡し、十分な医療もなかったと明かしている