11月13日、米下院のジョンソン議長が政府機関閉鎖回避を目指して発表した暫定予算案について、上院民主党トップのシューマー院内総務が支持する意向を示した。米首都ワシントンで10月25日撮影(2023年 ロイター/Elizabeth Frantz)

米下院議長の政府閉鎖回避案、上院民主トップが支持意向

David Morgan Moira Warburton

[ワシントン 13日 ロイター] – 米下院のジョンソン議長が政府機関閉鎖回避を目指して発表した暫定予算案について、上院民主党トップのシューマー院内総務が13日に支持する意向を示した。ただ、共和党の一部強硬派が反対しており、可決は不透明だ。

シューマー氏はジョンソン議長案について、完璧には程遠いとしつつ、大幅な歳出削減が含まれていないことに「満足している」と表明した。現行のつなぎ予算は17日に期限を迎える。

ただ、政府閉鎖を回避するための同案が上院に進むには下院を通過する必要がある。下院では共和党議員のうち少なくとも7人が反対の姿勢を示している。

強硬派として知られるチップ・ロイ下院議員は、歳出削減や保守的な政策がないなどとして同案を非難した。

下院民主党トップのジェフリーズ院内総務は、ジョンソン議長案を「慎重に評価している」と述べた。

下院共和党は14日の採決を目指している。

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