米国空軍第319遠征偵察飛行隊が運用するMQ-9リーパーは、遠隔操縦による中高度長期滞空型の航空機(CHRISTOPHER BROOME 二等軍曹/米国空軍)

米無人偵察機、沖縄に移転配備 東シナ海監視を強化

米国空軍の無人偵察機MQ-9リーパー8機が、約700キロ南にある沖縄の在日米軍嘉手納空軍基地へと移転中だ。 これまで鹿児島の海上自衛隊鹿屋航空基地に配備されていた同遠隔操作機は、主に情報収集、監視、偵察(ISR)に使用されている。

日本は、中国共産党がこの地域で主張を強めていることを懸念している。 第319遠征偵察飛行隊が運用するMQ-9リーパーは、係争中の東シナ海における中国共産党の活動に監視の目を向ける役割を果たす。 自衛隊と米軍は協力して、無人機と150人以上の航空兵の移転を行っている。

木原稔防衛大臣は2023年10月中旬、「安全保障環境が厳しさを増す中、情報収集能力を含め、日米同盟の抑止力と対応能力をさらに強化していく」と述べた。 「日本周辺国の活動が活発化し、日本の南西地域周辺の海や空域での情報収集の必要性が高まるなか、米国空軍のMQ-9機が嘉手納空軍基地に配備されることで、この地域へのアクセスが容易になり、監視のための時間を増やすことができる」という。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
米軍がイラン国内やホルムズ海峡周辺で防衛的攻撃を実施した。自爆型ドローン4機を撃墜し、管制局を破壊した。米国政府高官は、この行動について停戦合意には違反せず、停戦維持を目的とした抑制されたものと強調した
CSISの分析によると、イラン・ウクライナ戦への対応で米国の兵器在庫が枯渇。トマホークやパトリオット等の補充に3年以上を要し、西太平洋での対中防衛に脆弱性が生じている。一方、中国側も実戦経験不足という弱みを抱える
ホン・カオ米海軍長官代行は、トランプ政権がイラン紛争向けの兵器を優先するため、台湾への大規模な武器パッケージを延期していると述べた
米中央軍によると、米軍は4月13日のイランに対する封鎖開始以来、計91隻の船舶を転航させた。米海兵隊は20日、イランの石油タンカーが米国によるイラン港湾封鎖を突破しようとしているとの懸念から、同船に乗船した。