2023年11月、湖南省衡陽市が保有するビッグデータを公然と競売にかけたことがわかった。市民のプライバシーを侵害したと非難されている。イメージ画像、ファーウェイの顔認識とAI監視システム。 (Kevin Frayer/Getty Images)

地方の財政難ついにここまで 市政府が「ビッグデータ」を競売にかける=中国

近年、深刻な財政危機に陥っている中国各地の地方政府では、ついに各種の公的資源まで売りに出す事態となった。なかでも市民の個人情報をふくむビッグデータまで競売にかけていることが明るみになり、非難を浴びている。

先月、湖南省衡陽市が、これまでに市が集めたビッグデータを公然と競売にかけたことがわかり、世論は沸騰した。市民の個人情報をふくむ膨大なデータを、公的機関が「売り」に出したことは、当然ながら市民の激しい怒りを買った。

11月10日、「衡陽市公共資源交易中心(衡陽市公共資源取引センター)」は、オンラインを通じて、「市の官公庁データ」などを18億元(約375億円)で競売にかけると公表した。

▶ 続きを読む
関連記事
産経新聞の元北京特派員でジャーナリストの古森義久氏が17日、日本ウイグル協会主催で、東京都文京区民センターで、 […]
採用3人の給料、数年分が受験料だけで集まった!中国の公的機関で応募が殺到。最高倍率は6746倍
AIに顔も声も盗まれ、勝手に商品を売られる中国の女優たち。偽物に抗議したら、なんと本物がブロックされた
「おもちゃ」のはずが、厚紙を撃ち抜く威力。中国通販で危険な模造銃が数千点も販売され、子供でも簡単に買える実態が発覚
武漢封鎖を題材にした中国映画『白衣逆行者』が11月公開へ。しかしネット上では「国民の悪夢」「恐怖を美談にするな」と批判が噴出