エポックタイムズ

紅海で商業船攻撃、米駆逐艦介入 イスラエル船2隻標的とフーシ派

[リヤド 3日 ロイター] – 米軍は3日、紅海の国際水域で商業船3隻が攻撃され、米海軍の駆逐艦カーニーが緊急の信号を受け、支援を実施したと明らかにした。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、同水域でイスラエルの船舶2隻をドローン(無人機)とミサイルで攻撃したと発表した。

フーシ派の報道官は船舶2隻が警告に従わなかったため、標的にしたと主張。イエメンの人々とイスラム諸国が、パレスチナ人と共にあるよう求めたのに応じたとした。

米軍によると、カーニーは商業船を支援するため、ドローン3機を撃墜した。攻撃は国際通商への脅威だと非難し、フーシ派が攻撃を実施したものの「イランによる全面的な後ろ盾を得ていたと考える十分な根拠がある」と表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
民主党の現職議員6人(元軍人・CIA出身)が「違法命令が出たら拒否せよ」と軍人に直接呼びかけるビデオを公開。トランプ大統領はこれを「反逆行為」「死刑に値する」と猛非難
ペンタゴンは6つの重要技術分野を新たに指定し、AIや量子、極超音速兵器など最先端技術への研究開発資源を集中させる方針を打ち出した。
トランプ氏はベネズエラ軍事行動を「ある程度決めた」と発言。麻薬密輸阻止の成果を強調しつつ、陸上攻撃示唆。米空母群がカリブ海に到着し、ベネズエラ軍20万人動員と対峙。
中国J-35戦闘機が空母からの離艦に成功したが、米元F-35指揮官は技術や運用面など多くの課題が残ると指摘した。
米陸軍は今後2〜3年の間に、少なくとも100万機の無人機を調達する計画を進めている。その後も数年間にわたり、年間50万機から最大数百万機を追加購入する見通しで、これは現在の年間約5万機という調達の規模を大幅に上回るものとなる。ドローン分野でも、軍備を拡張する中ロに対抗する狙いだ。