ディーゼル車が動かない 韓国で物議醸す 中共の自動車用尿素輸出が保留
最近、中共(中国共産党)は韓国への自動車用尿素水輸出の通関手続きを突然、保留した。輸入サプライチェーンを依然として中国に大きく依存している韓国で、自動車用尿素水の駆け込み購入が発生した。専門家によると、これが韓国に対する政治的脅威である可能性はあるが、韓国が対中依存を早急に脱却するのに役立つ可能性がある。
中共税関総署は11月30日、韓国大手企業への自動車用尿素水の輸出通関手続きを突然中止した。 問題の自動車用尿素水はすでに輸出検査を終えており、積荷の段階で保留となった。
自動車用尿素水(ディーゼル車排ガス処理液)は工業用尿素の一種で、蒸留水に尿素を溶かし、尿素濃度が32.5%にした尿素水溶液で、アドブルーという名称で知られ、排出ガスをクリーンにするのに必要不可欠なものだ。
関連記事
高市早苗首相は、10月30日から韓国・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議へ出席するため、韓国を訪問する。同日午後には、韓国の 李在明大統領と初の首脳会談が行われる。
トランプ米大統領と中国共産党の党首・習近平は、10月30日午前11時から韓国南部の釜山で会談する。両者の対面での会談は2019年6月に行われた大阪での会合以来となる。
韓国では9月末以降、反中共(反中国共産党)デモが相次ぎ、10月3日にはソウルで1万人以上が「CCP Out」「China Out」と書かれたプラカードを掲げて行進した。背景には、李在明大統領が9月29日から、中国人観光客に最長15日間のビザ免除入国を来年6月末まで認めたことにある。
ソウル中央地裁は24日、尹前大統領の妻、金建希被告の初公判を開いた。金被告は起訴内容を全面的に否認。先月、トランプ大統領は韓国に粛清か革命が起こっているのではと訝しんでいた。
韓国消費者院は2日、市場で人気のあるロボット掃除機6機種を調査した結果、中国製の3製品にセキュリティ上の欠陥が見つかり、室内の様子や個人情報が漏洩する恐れがあると発表した。