食べすぎに注意!

鮭の5大栄養 脳にも心臓血管保護良い! 

 

【再掲載】

日本の食卓の定番であるはとても栄養価が高く、心臓や脳に良いですが、一気に食べすぎると体を傷つけることがあります。また特に3タイプの人は多く食べすぎないように注意する必要があります。

鮭は5種類の栄養を補給できる

鮭は日本の食卓の定番であり、その栄養価とおいしさから、多くの人に愛されています。以下は、鮭に含まれる5つの重要な栄養素です。

1.オメガ-3脂肪酸:中性脂肪(トリグリセリド)を低下させる働きがあります。その中のEPAは、抗炎症、抗うつ、心血管保護、血栓症防止に効果があり、DHAは脳と目に有益です。この二つは、どちらも必須脂肪酸であり、人の体内では生成できず、食事から摂取する必要があります

2.タンパク質:新鮮な鮭にはタンパク質が豊富に含まれています。

3.ビタミンB群:主に代謝を助けてエネルギーを生成する水溶性のビタミンB群が含まれています。疲労を取り除き、神経を安定させ、脳と神経の健康を保護します。

4.ビタミンD:カルシウムの吸収を助けます。一方、天然鮭のビタミンD含有量は養殖鮭の約3倍前後であるといわれています。

5.アスタキサンチン:これは天然色素であり、抗酸化作用があります。交感神経興奮作用のあるエフェドリンを補助して黄斑部を保護し、目の疲労を緩和することができます。

鮭には5種類の栄養があり、心血管を保護し、脳、目にも有益である(Ayleeds / PIXTA)

 

食べすぎに注意するべき3つのタイプ

鮭は栄養価が高いですが、食べすぎると体に負担をかける可能性があり、特に以下で挙げる3つのタイプの方は食べる量に気をつけてください。

肥満体質や高脂血症の人:鮭の油脂は良い油ですが、あくまでも油脂なので、適量を食べましょう。栄養士の夏子雯さんは、鮭を食べすぎると、カロリーの取りすぎになり、太りやすくなると指摘しています。

胃腸が弱い人:鮭はタンパク質と油脂が豊富で、消化不良の人は一気に食べすぎると気分が悪くなりやすく、油脂は胃の消化を遅らせます。

腎臓の機能が悪い人:腎臓に負担がかからないように、タンパク質の摂取量をコントロールすることをお勧めします。

鮭の食べる量は

中原大学生物科学技術学部の准教授で毒物学専門家の招名威氏は、鮭はかなり良い食材だが、大量に食べると潜在的な不安全要素があると注意を促した。

 

 

蘇冠米