出典:国土交通省 報道発表資料

大雪に対する国土交通省緊急発表

22日、国土交通省は「大雪に対する国土交通省緊急発表」を国土交通省ウェブサイトに掲載した。令和4年12月17日からの大雪で車両が立ち往生したことを例に挙げ、23日から25日頃にかけての降雪への十分な警戒を呼び掛けている。国土交通省のSNSアカウントでも「不要不急の外出は控え、外出が必要な場合、最新の気象情報や交通情報等に留意し、時間的余裕を持って行動してください」と呼び掛けている。内容は以下の通り。

大雪に対する国土交通省緊急発表

・1 月23 日から25 日頃にかけて、この冬一番の強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となるでしょう。東日本から西日本の日本海側を中心に平地・山地共に警報級の大雪となり、特に23 日夜から24 日は北陸地方や近畿北部、山陰等で降雪が強まるおそれがあります。また、普段雪の少ない東日本から西日本の太平洋側の平地でも大雪となるおそれがあります。今後の防災気象情報に留意してください。

・令和4 年12 月17 日からの大雪の際にも車両の立ち往生が発生していますので、十分に警戒してください。大雪の場合は不要不急の外出を控えてください。

・やむを得ず自動車を運転する場合は、ドライバーの皆様には、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底、スコップや砂等の冬用装備の携行をお願いします。また、降雪状況等により、広範囲で高速道路と並行する国道等が同時に通行止めとなる場合があります。広域迂回の実施や通行ルートの見直しなどのご協力をお願いします。

・過去の大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、交通に甚大な影響が生じています。運送事業者は、大雪時等において、輸送の安全の確保に支障が生ずるおそれがあるときは、事業用自動車に冬用タイヤが装着されていることの確認を行う等、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要です。なお、雪道において悪質な立ち往生が発生した場合には、監査を行い事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断された場合は、行政処分の対象となります。適切な運行管理を行うようお願いします。一方で荷主においても、トラック事業者への不要不急の運送依頼を控えていただくようお願いします。

・大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあります。

・最新の気象情報や交通情報等に留意し、大雪の場合は、テレワークの活用などを含め不要不急の外出を控えてください。外出が必要な場合には、十分な時間の余裕を持って行動いただくようお願いします。

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