「日本の技術で海と未来を変える」~2026年竣工へ加速~
アンモニア燃料アンモニア輸送船の建造
日本郵船株式会社(以下「日本郵船」)、株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(以下「ジャパンエンジンコーポレーション」)、株式会社IHI原動機(以下「IHI原動機」)、日本シップヤード株式会社(以下「日本シップヤード」)の4社は、2023年12月に世界初となる国産エンジンを搭載したアンモニア燃料アンモニア輸送船(AFMGC: Ammonia-fueled Medium Gas Carrier、以下「本船」)の建造に関わる一連の契約を締結しました。本船の竣工は海洋分野における脱炭素化の実現に向けた大きな一歩となります。
4社は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるグリーンイノベーション基金事業(注1)への21年10月の公募採択以降、協力機関である一般財団法人日本海事協会(以下「日本海事協会」)とともに5者(以下「当コンソーシアム」)で「アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発」(以下「本プロジェクト」)を進めてきました。26年11月のAFMGC竣工に向けて「日本の技術で海と未来を変える」を合言葉に、日本の海事産業を挙げて世界をリードする取り組みがいよいよ本格化します。
関連記事
東京株式市場の前場で日経平均が下げ幅を拡大し、一時800円超の下落を記録。米株高後の過熱感から利益確定売りが膨らみ、植田日銀総裁の講演を前に投資家が警戒
金価格の高騰を背景に、日本への金の密輸が3年連続で急増している。片山さつき財務大臣は28日、税関で申告のない金について没収を可能とする制度改正を明らかにした。不正薬物以外の没収対象化は初めてであり、財務当局が金密輸を従来より深刻な脅威と捉えていることがうかがえる
ソニーや三菱自動車など多くの日本企業が中国で事業縮小や撤退を進行中。生産拠点は東南アジアやインドへの移転が目立つ
高市首相は、日米が南鳥島周辺海域でレアアース鉱物の共同開発を検討すると発表。経済・安全保障の強化を目的に日米が協定を締結し、中国依存脱却を目指す。
9月貿易統計では、半導体関連の輸出回復により5カ月ぶりの増加が確認されたが、輸入がそれを上回り、貿易赤字は3か月連続となった。円安進行が輸出企業の追い風となる中、高市早苗氏の政策スタンスが市場で注目を集めている。