前衆議院議員の長尾敬氏は中国共産党スパイについて、従来の別件逮捕による摘発は「拘束力に一定の限界がある」と指摘した。(大紀元)

はびこる中国共産党スパイ、別件逮捕にも限界 法整備急がれる

警視庁公安部は21日、東京・秋葉原の中国秘密警察署と関わりを持つとされる中国人女性2人を詐欺容疑で書類送検した。欧米諸国を中心に中共スパイの摘発が進むなか、日本でなかなか反スパイ法が制定されない現状について、前衆議院議員の長尾敬氏は、従来の別件逮捕による摘発は「拘束力に一定の限界がある」と指摘した。

長尾氏は大紀元の取材に対し、日本には反スパイ法がないため、「持続化給付金を騙し取った詐欺容疑で別件逮捕した」との見方を示した。そして、2人の検挙については「中国共産党が日本国内で行っている工作活動に対して、日本の法整備が追いついていない典型事例だと思う」と強調した。

「外国代理人登録法」でスパイ摘発を行う米国とは違い、日本にはスパイ摘発に法的根拠を与える法律がない。昨年11月に検挙された、池袋パスポートセンターの中国人女性はパスポート申請者の氏名、住所、電話番号など1920人分の個人情報を持ち出したにもかかわらず、書類送検の容疑は「個人情報が記載された付せん紙」の窃盗だった。

▶ 続きを読む
関連記事
AIツールを使った求人への大量応募が世界で広がり、企業にはAI作成の履歴書が殺到している。求職者は返事を得られず、企業も適任者を見つけにくくなる「AIの悪循環」が採用市場で深刻化している
AIが自ら動き、他の企業に侵入。米アンソロピックの「クロード」が試験中に暴走し、3社へ不正アクセス。OpenAIでも類似事例が発覚している。
熊本での突然の地震で航空便が欠航し、多くの台湾人旅行者が一時、行き場を失い、宿泊先の確保に困りはてた。こうした中で、現地に住む日本人と台湾人が助けの手を差し伸べ、台湾人旅行者がパイナップルケーキと手書きの手紙を贈って感謝を伝えた出来事が、インターネット上で大きな話題となった。台湾と日本のネットユーザーからは感動の声が相次いでいる。
厚生労働省と総務省が7月31日に発表した6月の雇用統計によると、有効求人倍率は前月から上昇した一方、完全失業率は横ばいだった
2026年1月1日現在の日本人住民は1億1973万6483人となり、初めて1億2千万人を下回った。前年から91万6744人減り、減少率は0.76%だった。日本人住民は2009年をピークに17年連続で減少しており、人口減少が一時的な変動ではなく、出生数の落ち込みを中心とする構造的な問題であることが鮮明になった