半世紀以上前の中国で行われていた「洗脳・宣伝教育」が、現代中国で繰り返されている。画像は「サイバー空間における運命共同体」に関する習近平のスピーチから始まる中国の小学校の数学テストのグラフ問題、2024年3月。(SNSより)

まるで「文化大革命」の再来 数学のテスト問題にまで「習近平語録」がいっぱい=中国

プロレタリア文化大革命(1966~76)は、数千万人の餓死者を出した大躍進政策の失敗により一線を退いていた毛沢東が、劉少奇からの権力奪還を企図して仕掛けた武力闘争であった。

その闘争の先兵となったのが「紅衛兵」と呼ばれ、また自らもそう名乗って狂信的なマオイストとなった10代の学生たちである。

「紅衛兵」の暴力や破壊行為は文革初期の頃にとくに激しく、クギのついた棍棒をふるって、自分の学校の教師を殴り殺すことが「革命的」であるとされた。それはまさに、殺人を称賛する狂気そのものであった。

▶ 続きを読む
関連記事
隣の部屋に住んでいるのは、生きた人間とは限らない?中国では墓地が高すぎて、マンションを買って遺骨を安置する人も
中国のネットで話題の「世界一幸せな新郎」!新婦からのプレゼントに新郎がまさかの号泣
「絶対に行くな!」中国の男性が社員旅行を相談すると警告が殺到。それでも東南アジアへ。現地から不自然な安否動画が届き、ネット上で救出を求める声が広がった。数日後、男性は帰国。ネットの声が救った?
「巻死了!」競争が激しすぎる中国。ついに親まで朝7時に学校へ。子供の勉強に付き添い、夜は監督役まで。子供も親も疲れ果てる、中国の教育現場で何が起きているのか
「先生、トイレに行きたい」その訴えすら認められず、児童はお漏らし。中国では、トイレに行かずに済むよう水を飲むのを控える子供もいる