2024年3月、広東省広州市にある道教寺院「黄大仙祠」で跪いて拝み、自身が受けた被害を泣きながら訴える中国の民衆。(SNSより)

「泣き廟」が広州にも出現 ますます広がる、民衆が被害や冤罪を神仏に訴える社会現象=中国

中国における廟(びょう)とは、通常は仏教寺院を指すものではなく、中国の土着信仰が混在した宗教施設を指す。儒教の孔子を祀った孔子廟。三国志の英雄・関羽を祀った関帝廟。土地神を祀った城隍廟などがある。

中国の民衆にとって身近な信仰の対象であるそれらは、日本でいうところの「天神さま」や「観音さま」の語感にちかい。祭祀のあるときなどに近所の廟に詣でることは、中国の人々の楽しみであり、日常生活の潤いにもなっている。

したがって「泣き廟(哭廟)」という言葉は、本来、中国語にはない。

▶ 続きを読む
関連記事
現在、中国の首都北京で開催されている中国共産党の重要政治会議「両会(全国人民代表大会および中国人民政治協商会議)」で、全国政協主席で序列4位の王滬寧が、習近平に対して頭を下げ腰を折るように礼をする場面が見られた。中国政治において異例の行為とされ、国内外の注目を集めている。
最新の情報によると、中共の秦剛前外相は、「国家指導者」から副部級(次官級)へと降格し、早期退職したという
中国の宣伝アカウントが「イスラエル元国防相が死亡」と投稿。しかし本人がXで直接反論
中国広東で伝統行事「新年游神」の爆竹を禁止。若者の拘束をきっかけに約1万人が警察車両を取り囲む騒ぎに
中東の衝突が「世界最大の雑貨市場」中国・義烏(イーウー)を直撃。注文停止、取引先の死亡……戦争の余波が広がる