2024年に入ってiPhoneの中国での出荷量が2か月連続で減少している。一方で、中国本土ブランドのファーウェイの販売は増加傾向にある(Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

中国でiPhone販売減 「ファーウェイを積極的に支援」=専門家

中国は以前からiPhoneにとって最も重要な海外市場の一つだったが、今年に入ってiPhoneの中国での出荷量が2か月連続で減少している。

一方で、中国本土ブランドのファーウェイの販売は増加傾向にある。専門家の分析では、これは中国共産党 (中共) 政府が市場に介入し、ファーウェイを積極的に支援していることが背景にある。

1月、中国におけるiPhone出荷台数は約550万台で、前年同期に比べて39%減少した。2月も出荷は減少する一方で、約240万台で前年同期比33%減となった。その一方で、iPhoneの最大のライバルであるファーウェイは販売台数を大きく伸ばし、iPhoneを抜いて中国市場でのシェア第1位のスマートフォンブランドに躍り出た。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の2026年第3四半期GDP成長率は4.4%と予測され、年間目標の下限を下回る見通しだ。半導体やAIが伸びる一方、内需や不動産は低迷。IMFは資本配分の偏りが生産性の伸びを抑えていると指摘
中国共産党の機関紙が10日連続で中国経済に関する署名記事を掲載した。内需や消費の弱さを認める一方、分析では「9・29」景気刺激策の効果は限定的で、短期的な大規模追加策の可能性も低いとの見方が出ている
中国で銀行再編が加速している。2025年には670を超える銀行が閉鎖され、銀行数は4年間で23%減少。不動産不況や低金利、デフレに加え、3兆ドル規模ともされる「隠れ不良債権」が地方銀行の経営を圧迫
2026年第3四半期、中国本土の太陽光発電関連株99銘柄のうち77銘柄が下落した。供給過剰や需要低迷が続く中、企業の赤字や生産停止、人員削減も広がり、業界再編の長期化が予想される
中国の国慶節大型連休が始まり、旅行需要が高まる一方、消費は低迷。専門家によれば、宿泊費や食費を抑える「貧乏旅行」が広がり、旅行需要の拡大がそのまま消費回復にはつながっていないという