ダムの建設によって水底に沈められそうになっている湖南省にある「桃源郷」と称される村の村民たちが、現地政府による強制取り壊しに抵抗したがために、警察によって暴力的に鎮圧されたことがわかった。画像(左)は湖南省の現地政府による強制取り壊しに遭っている村。画像(中間)は当局による鎮圧のなかで意識を失った村民の女性。画像(右)は政府によって送り込まれた大勢の警官によって殴打され、逮捕された反抗する村民。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

ダム建設により水底に沈む「桃源郷」の村 村民の抵抗を暴力的に鎮圧=中国 湖南省

湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州、吉首市にある矮寨鎮(わいさい町)の一部の村は現在、政府によるダム建設のために、強制的な取り壊しに遭っている。

このほど、政府による強制取壊しに反対し、抵抗する村民たちが、現地政府の派遣した警察に殴打、逮捕されるなどして暴力的に鎮圧されたことがわかった。

先月27日にネットに流出した複数の動画のなかには、矮寨鎮德茹村の村民宅が重機によって取り壊される様子や、政府によって送り込まれた大勢の警官が抵抗する村民を暴力的に鎮圧する様子が映し出されている。

▶ 続きを読む
関連記事
米CIAは先日、中国語動画で中国市民や中共関係者を対象に人材募集を展開。動画は、短期間で数千万回の再生を記録した。
台湾海峡情勢への影響が注目される中、1月28日の国台弁記者会見で台湾メディアが張又俠の失脚に言及した。中共側報道官は、うつむいて資料を何度もめくりながら応答し、張又俠の名前を避け続けた
住宅、雇用、消費という「三重の重圧」に押しつぶされ、多くの上海市民が苦境にあえいでいる
張又俠が習近平に宛てて書いたとされる秘密書簡が、ネット上で急速に拡散。書簡の内容は体制内部の実情と一致しているものの、必ずしも張又俠本人が書いたとは限らず、中共内部の権力闘争が激化した中で生まれたものと見る向きが強い
正義なき中国。元公安局副局長ですら、公式ルートではなくネットで実名告発に出た。内部の人間さえ守られない社会で、庶民はどこに正義を求めればいいのか