米首都ワシントンで9日、岸田文雄首相と裕子夫人はバイデン大統領とジル夫人に迎えられた(Photo by Andrew Harnik/Getty Images)

岸田首相訪米…「日本はどこであれ米国側に」防衛・情報協力強化で合意=米高官

岸田文雄首相とバイデン米大統領は、12日の首脳会談で、日米両国間の防衛及びインテリジェンス(諜報)協力を一層強化することで合意する見通しだ。ホワイトハウス高官が現地時間9日、明らかにした。東アジアや東欧など緊張の高まる地域の「どこであれ日本は米国側にいてくれる」と堅い信頼関係を強調した。

高官によると、防衛面での具体的な連携強化策については、今後数カ月以内にオースティン国防長官と日本側のカウンターパートが協議し詰めていく。日本には軍事・防衛装備品の生産面でより大きな役割を果たすことが期待されているという。

また、中国共産党によるインド太平洋地域での敵対的な行動が高まる中、マルコス・フィリピン大統領を加えた13日の日米比首脳会談では、各国間の連携を固めるなど明確な目標となっている。中国は最近、南シナ海でフィリピン船に放水するなど、海上で小競り合いを起こしている。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の頼清徳総統は7月27日、総統府で超党派議員連盟「日本台湾友好議員連盟」の会長を務める古屋圭司衆院議員に対 […]
木原官房長官は7月22日午前の定例記者会見で、沖ノ鳥島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国海軍艦艇が実施した射撃訓練と、同島を「岩」とする中国側の主張について、日本政府の立場を明らかにした。
南シナ海仲裁判断10年に合わせた14か国声明に中国が反発。日本は法の支配を重視しつつも、対話継続の必要性を強調。抗議の応酬が続く中、緊張管理と戦略的関係維持が焦点となっている
7日午後、NATO首脳会議において、日米韓の3か国の外相は、中共海軍が6日に原子力潜水艦から弾道ミサイルを発射した事態について懸念を共有。日米韓による「戦略的連携」を示し続けることの重要性を改めて確認した。
高市早苗首相とインドのモディ首相は、エネルギー、技術、防衛分野での協力を強化することで一致したと表明した。アジアの二大国は、中国への経済的依存を減らし、より強靭なサプライチェーンを構築しようとしている