ドラマ「三体」のシーン(Netflix )

宇宙は闇の森… Netflixドラマ「三体」に込められた危険な世界観とは?

宇宙文明の侵略に立ち向かう地球人の生存記を描いた作品である『三体』は、随所で陰謀と謀略が渦巻き、中国式の宮廷戦と武侠ドラマの構造に満ちている。ジャングルの法則が支配する宇宙は中国共産党式の世界観か。

NetflixのオリジナルTVドラマ『三体』が、一時は世界視聴ランキング1位になり、2週間も上位を維持するなど、印象的な成績を収めた。

作家・劉慈欣氏の同名の中国小説を原作とするこのドラマは、文化大革命(1966~1976)当時の暴力と残虐性をリアルに描写し、中国のネットユーザーから激しい非難を浴び、中国共産党(中共)によって中国国内での配信を禁止されている。

▶ 続きを読む
関連記事
靖国神社御親拝停止はA級戦犯合祀が原因とする従来説に対し、1975年の政治問題化が契機だったとする新事実を検証
米中間選挙の行方を歴史的前例や世論調査の死角から分析。過去の先例を挙げ、議会勢力図の変動が必ずしも政権の終焉を意味しない本質を鋭く読み解く
中共の台湾侵攻を抑止する鍵は、食料供給の弱点にあるのか。米外交誌の論考は、大豆の輸入依存に着目。戦時の海上輸送の混乱が飼料や食用油の不足を招き、物価高や国民の不満が戦争継続を難しくする可能性を指摘する
米国防総省の「軍事基地90日間独立計画」は世界大戦の兆候なのか。本記事では、サイバー攻撃等のインフラ脅威に備える現実的な国防戦略の背景を解説し、過剰な戦争の憶測の誤りを指摘する
米国防情報局は、中共軍が2030年までに指向性エネルギー兵器を軌道上に配備する能力を備えると予測。米軍の通信・偵察衛星への脅威が増す一方、中共側にも技術や指揮系統の制約がある。米軍は衛星の分散配備や迅速な補充などで対抗する