亜細亜大学教授、中国帰国後に拘束か 学術関係者「国安局がブラックリストで監視」
亜細亜大学の范雲濤教授(61)=中国籍=が昨年2月に中国に一時帰国した後、行方不明になっている。事情に詳しい関係者によると、中国の国家安全局は監視対象となっている在外学者のブラックリストを作成しており、該当する者が中国本土に渡航すれば事情聴取や拘束されるリスクがある。
首都圏の大学に勤務する学術関係者はエポックタイムズ記者に対し、中国に一時帰国した際に地元の国家安全局から接触された経験を語った。突然訪ねてきた国家安全局の係官に対して「誰にも告げずに中国に戻ったのに、滞在先をどうやって知ったのか」と訪ねたが、係官らは「あなたは監視リストに載っている。国家安全局上層部からの指示で動いている」と告げられたという。
神戸学院大学の教授である胡世雲氏(63)も昨年夏、中国に一時帰国した際に行方不明になり、中国共産党に拘束されたのではないかと考えられている。中国当局は胡氏の所在を明らかにしていない。
関連記事
米国で暮らす宗教的異見者の子供たちは、中国国内にいるのと変わらぬ過酷な選択を迫られている。自ら口を閉ざして沈黙を守るか、それとも声を上げて母国の家族の安全を危険にさらすか、という選択だ
米国のトランプ大統領が5月13日に中国を訪問するのを前に、米国の世論は再び中国の人権問題に注目している。FOX […]
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
米下院特別委員会が発表した最新報告書で、中国の鉱業企業が世界各地で引き起こす汚職や環境破壊、人権侵害の実態がレポートされた。重要鉱物の覇権を狙い「鉱物マフィア」と化す中国企業の暗部を告発している
国境なき記者団が発表した2026年版世界の報道自由度ランキングによると、世界の報道自由度は過去25年で最低水準に落ち込んだ。中国は再び最下位圏で、178位となった