2024年1月31日、フィリピン海での3日間の日米海上演習。参考写真(Richard A. Brooks/AFP via Getty Images)

世界軍事費過去最高…「グローバル平和・安全保障悪化」

全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約380兆円)に達すると集計された。

これは前年比約6.8%増加したもので、2009年以来の最大の増加率だ。報告書は「2009年以降、初めて米州、アジア・太平洋、ヨーロッパ、中東、アフリカなど5つの地域すべてで軍事費支出が増加したことが分かった」と強調した。

SIPRIのシニア研究員であるナン・ティアン氏は、「全世界の軍事費支出が前例のない水準に増加した」とし、「グローバルな平和と安全保障が最悪の状態に陥っていることを示す証拠」と説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
20日、再任された小泉防衛大臣は防衛省で閣議後会見を行い、高市総理からの新たな指示と今後の防衛政策の方針について説明した
住友商事社員が偽造証を用い、米軍横須賀基地や厚木基地へ不法侵入したとして逮捕。男はイラク駐在員で「米軍への憧れ」を供述しているが、警察は偽造ルートや侵入を繰り返した真の意図を詳しく調べている
小野田宇宙政策担当大臣が、東京都府中市の航空自衛隊宇宙作戦群を視察。宇宙領域把握や同盟国との連携について説明を受け、施設を見学。24時間体制で任務にあたる隊員らと意見交換を行った
19日、小泉防衛大臣は「防衛力変革推進本部」を開催。深刻化する自衛隊の人材不足に対応する「人的基盤」の処遇改善や、長期戦を見据えた「防衛生産・技術基盤」の強化策について議論した
2月16日と18日、日米共同訓練が日本海および東シナ海で実施された。空自のF-2・F-15と米軍B-52戦略爆撃機が参加し、強固な同盟関係を誇示した