岸田首相と握手するサミュエル・パパロ米インド太平洋軍司令官。5月29日撮影(首相官邸広報室)

岸田首相、米パパロ司令官と会談 地域における米軍の貢献に謝意

岸田首相は29日、日本を訪問中のサミュエル・パパロ米インド太平洋軍司令官による表敬を受けた。地域の平和と安定に対する米軍の貢献に謝意を表し、日米同盟の抑止力向上に向けて連携していく考えを示した。木原防衛相も同日、パパロ氏と会談し、安全保障環境について意見交換を行なった。

首相は、日本は地域と国際社会の平和と安定に責任を果たし、日米同盟の抑止力を向上すべく、パパロ氏ともよく連携していきたいと述べた。地域をよく理解するパパロ氏の就任は「心強い」とし、インド太平洋軍・在日米軍の貢献に謝意を述べた。

パパロ氏は、安全保障環境が一層厳しさを増す中で、日米同盟の重要性はかつてないほど高まっていると指摘。自由で開かれたインド太平洋を実現するため、日本と協力していきたいと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中ロ艦隊が日本列島を半周。中ロ海軍の艦艇4隻が沖縄周辺から太平洋を北上し、宗谷海峡を通過。日本列島東方の海域を広範囲に航行した
防衛装備庁は15日、長射程自爆型無人機(UAV)の脅威に対処する「迎撃ドローン早期取得プログラム」の実証試験について、4社を受託企業に決定した。今回のプログラムは、従来の防衛装備品調達の進め方そのものを変える試みといえる
中国共産党(中共)による軍事的脅威が日増しに強まる中、日本の小泉進次郎防衛相は、防衛力を強化するため、日本は「国家安全保障における核兵器の役割」について議論する必要があると公に表明した。
中国海軍駆逐艦が沖ノ鳥島周辺の日本EEZ内で実弾射撃を実施。中露艦隊は宮古海峡を経て太平洋側へ展開し、日本周辺で同時多発的な活動を確認した
戦争被爆国として日本では長く、核武装はもとより核をめぐる議論自体がタブーとされてきた。小泉進次郎防衛相は17日に、安全保障をめぐり「日本にとっては議論するのが難しい課題だが、触れざるを得ない一つは核だ」と述べた