不動産業界の不況や変化を通じて、中国経済の不況が垣間見える(Photo by China Photos/Getty Images)

資金難で当局が30年前の税金を追徴、民間企業が困窮

中国の不動産市場が縮小傾向にあり、経済回復も難しい状況の中、地方政府は財政的な困難に瀕しており、別の資金源を模索している。

最近、いくつかの企業が税金の追徴を命じられているとの報道がある。地方政府は、企業に対して数十年前の未払い税金を求め、「30年遡っての調査」を実施している。専門家たちは、このような税金の追徴が民間企業に、深刻な影響を及ぼし、企業の倒産に繋がる恐れがあると、警鐘を鳴らしている。

中国国内では、最近になっていくつかの企業が、税金の追徴を命じられる事態が起きており、「30年遡っての調査」が行われている。一部の上場企業は、税金追徴の通知を公表し、これが業績に悪影響を及ぼす可能性があると予測されている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国では今、「失業」まで報道タブーになっている。外国人記者協会は、取材妨害や監視が「日常化している」と警告した
中国・広西のダム決壊の「真相」を伝えた記事が封殺に遭った。現場責任者は、放流ゲート故障や判断の遅れ、工事不備を証言。豪雨だけでは説明できない「防げたかもしれない災害」の実態とは
武漢で新型コロナの実態を伝えた中国の市民ジャーナリスト・張展氏が人権賞を受賞した。しかし本人はいまも獄中にいる。世界はその勇気をたたえ、中国は「真実を伝えたこと」を罰し続けている
豪雨で崩れたマンションの壁。その中から現れたのは、コンクリートではなく大量のゴミだった。住民は建物全体の安全性調査と真相の公表を求めている
上海で開かれる世界AI大会を前に、習近平の訪問に合わせて警戒態勢が強化された。高層住宅には窓を閉めるよう求める通知が出たとされ、海外ネット上では当局の対応を皮肉る声が広がっている