驚きの卒業写真! 大学生のプロポーズ物語

テキサス工科大学の卒業生は、卒業記念の写真撮影が思いもよらずプロポーズの場に変わり、注目を集めています。

 アメリカラボック在住のリース・ローガンさん(21)は、不動産業者であり、最近大学を卒業したばかりです。

 2024年4月8日、卒業式の1か月前に、テキサス州にある有名なランドマークの前で、ローガンさんとその彼氏であるライアン・ハートマンさん(21)、そして彼女を応援する友人のローレンさんとコリンさんと一緒に、卒業記念の写真を撮っていました。

 ローガンさんは、写真家のブレックリン・ケネディさんと1時間半の撮影を予定しており、そのセッションには彼女の彼氏であるライアン・ハートマンさんとのカップル写真もいくつか含まれていました。

Junior High School sweethearts Ms. Logan and Mr. Hartman. (Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
中学校時代からの恋人、ローガンさんとハートマンさん (Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 

「もともと彼と一緒に撮る予定だったので、何も変わったことはないと思っていた」と、ローガンさんは大紀元に話しました。撮影の最後に、カメラマンがもっと写真を撮りたいかと尋ねたとき、ハートマンさんは即座に「はい」と答えました。

その時、友人のローレンさんがローガンさんの髪を整えるために近づきました。その動きに気づいた写真家も振り向き、二人の準備が整うのを待ちました。

「ちょっと変だな」とローガンさんは思いました。

 次の瞬間、ハートマンさんは彼女の手を取りました。

 「彼を見た瞬間、すぐに何が起こっているのかわかりました」とローガンさんは言いました。「そして彼の顔を見て、思わず『まさか』と何度もつぶやきました」

Mr. Hartman goes down on one knee to propose to his girlfriend. (Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
ハートマンさんが片膝をついて恋人のローガンさんにプロポーズする様子(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 

彼女は、ハートマンさんがすでに指輪を購入し、彼女の父親に結婚の許可を求めていたことを知らなかったのです。

 ひざまずく前に、ハートマンさんはローガンさんに対する深い愛を伝えました。

 「彼はとても素敵なことを言ってくれたのですが、驚きすぎてそれをちゃんと理解できませんでした」と彼女は述べました。

 しかし、彼女は彼が言った「何があっても、これまで一緒に乗り越えてきたことを忘れない。僕はあなたと一生を共にしたい」という言葉をしっかりと覚えています。

(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 

(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

プロポーズの後、二人はハートマンさんの家に行き、花と二人の写真で飾られた美しい空間で、オーダーメイドのクッキーケーキとワインを楽しみながら婚約を祝いました。

(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 

The customized cookie cake. (Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
オーダーメイドのクッキーケーキ (Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 

 みんなが待ち望んでいたプロポーズ

 ハートマンさんは数か月にわたりプロポーズを計画しており、1月に指輪を購入しました。二人は以前、卒業指輪を共にデザインした経験があり、その過程でハートマンさんは販売者と知り合いになり、ローガンさんの指輪のサイズを知ることができました。

(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 

(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 彼はまた、写真家やローガンさんの友人、家族と協力してプロポーズを計画しました。

 プロポーズが近いことは分かっていましたが、卒業写真の撮影中になるとは思っていませんでした」とローガンさんは述べました。彼女は、プロポーズは卒業式の時に起こると考えていたそうです。

 友人や家族は、二人がいつか結婚することを期待していました。「私たちは長い間一緒にいたので、みんなが結婚の時を待ち望んでいました」とローガンさんは言いました。

 「いつも彼にうそが下手だとからかっていたので、プロポーズする時は分かると思っていました。しかし、サプライズプロポーズには本当に驚かされ、とても嬉しかったです」と彼女は笑顔で語りました。

(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 

過去に感謝し、未来に希望を抱く

 ハートマンさんとローガンさんは、ともにモンゴメリーの出身で、中学校で初めて出会いました。ローガンさんはウッドランズに住んでいましたが、モンゴメリー中学に転入してきたばかりでした。出会った後、ハートマンさんはインスタグラムで彼女に連絡を取り、二人の友情はすぐに深まりました。しばらくして、ハートマンさんは彼女に恋人になってほしいと頼みました。

 二人はその後8年間一緒に過ごし、高校卒業後には共に不動産の資格を取得し、ハートマン不動産チームを設立しました。また、テキサス工科大学への進学も決めました。ローガンさんは「私たちは共に多くのことを乗り越えてきました」と話しています。

(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)
(Courtesy of Brecklyn Faith’s Flicks)

 
ローガンさんは5月11日に卒業し、ハートマンさんは12月に卒業する予定です。この幸せなカップルは来春に結婚する計画を立てています。結婚後はラボックでキャリアを築きながら、いずれ子供を育て、旅行を楽しみ、共に人生を満喫することを目指しています。

その特別なプロポーズの瞬間は、ローガンさんの記憶に永遠に残るものとなりました。

「本当にこの世で最も素晴らしい感覚だった」と彼女は述べています。

「この方法でプロポーズされることを望んでいた。本当に特別な瞬間だった」

 

(翻訳編集 青谷荘子)

中西部出身の作家。エポックタイムズのほか、Human Defense Initiativeでも執筆。