2024年7月、パナマのカナアン・メンブリロ移民キャンプで、次の目的地へ向かうバスに乗り込む中国人移民。彼らはアメリカ南部国境を不法に越えるための旅を続けている(Oscar Ramirez for The Epoch Times)

【プレミアム】パナマ・ダリエン地峡に移民が殺到 新大統領の経路封鎖対策開始前

【ダリエン地峡(パナマ)発 】先週、数千人の移民が危険なジャングル地帯であるダリエン地峡(Darien Gap)を通過してパナマに入国した。新大統領ラウル・ムリノ氏がダリエン地峡を通る移民の流れを止める措置を講じる中、多くの移民がこのルートの閉鎖を恐れている。

7月1日に就任したムリノ氏は、アメリカに入国する目的で、パナマに入国する移民を、本国に送還する費用をアメリカが負担するという合意を結んだ。

移民たちは、パナマがこの危険なルートを閉鎖する可能性に対して、絶望と時には不満を表明している。エポックタイムズが今年2月にパナマにある4つの移民キャンプを訪れた際、ダリエン地峡を通過したばかりの移民たちは、無法者による強盗、レイプ、殺人などの体験を語った。

▶ 続きを読む
関連記事
カナダ政府は、外国政府などの依頼を受けて政治や政府の意思決定に影響を及ぼす活動について、登録を義務付ける制度を8月4日に施行する。中共政権による外国干渉への警戒が背景にある
1千万人が暮らすキューバで再び全国規模の大停電。2024年末以降、これで8回目となる深刻な電力危機。米政府や専門家は「制裁だけが原因ではない」と指摘。老朽インフラの放置や、共産党体制下で続いた腐敗・管理不全こそが危機の根底にあると分析している
中国の港でパナマ船籍船舶の検査や出港停止が急増している。パナマ政府は代表団を中国に派遣し、海上輸送協定の更新や港湾国監督をめぐる問題について協議する
ペルー国家選挙委員会は7月3日、保守派候補のケイコ・フジモリ氏が大統領選に勝利したと正式に発表した。これにより、ラテンアメリカの右傾化傾向は一段と強まり、米国の協力陣営も拡大することになる
ペルー大統領選で保守派のケイコ・フジモリ氏が僅差で勝利。この結果は、アルゼンチンのミレイ大統領誕生など中南米全域で加速する「右傾化(保守の波)」を象徴しており、地域の政治潮流の転換点を描いている