中朝関係に変化? 金正恩氏、「中共の動向を気にせずに」
ロシアのプーチン大統領が6月、北朝鮮を訪問したことをきっかけに、北朝鮮と中共の関係に微妙な変化の兆しが見え始めている。
韓国の「中央日報」が7月31日に伝えた内容によると、複数の情報源を基に、北朝鮮の金正恩総書記が、中国にいる北朝鮮の外交官たちに対し、「中国の動向を気にするな」という趣旨の文書を送ったとされている。
この報道によると、該当する文書は7月に発行されたもので、これはプーチン大統領が6月19日に北朝鮮を訪れ、金正恩氏と「全面的な戦略的パートナーシップ条約」に署名した直後のことだ。専門家たちは、金正恩氏が将来、攻撃的な姿勢を見せたとしても、中国との関係を気にせず、独自の判断で行動を進める可能性が高いと見ている。
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