8月7日、全米自動車労組(UAW)のショーン・フェイン委員長は、大統領選の共和党候補トランプ前大統領とEV大手テスラのマスクCEOの関係を批判した。写真はイリノイ州ベルビディアで2023年11月撮影(2024年 ロイター/Leah Millis)

トランプ氏はEV巡り態度急変、労組トップがマスク氏との関係批判

[デトロイト 7日 ロイター] – 全米自動車労組(UAW)のショーン・フェイン委員長は7日、大統領選の共和党候補トランプ前大統領と電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の関係を批判した。民主党候補ハリス副大統領の応援活動で述べた。

マスク氏は7月のトランプ氏暗殺未遂事件後に前大統領への支持を表明。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はマスク氏がトランプ氏の選挙戦を支援する新たな特別政治活動委員会(スーパーPAC)に毎月約4500万ドルを献金する予定と報じた。ただ、両氏はこれを否定している。

フェイン氏はトランプ氏が何カ月もEVに反対だと述べて「自動車産業や米国の自動車労働者をこき下ろしてきた」と指摘。その上で「マスク氏がトランプ氏に毎月4500万ドルを献金するとした途端にトランプ氏は態度を変えた」とし、トランプ氏を「裏切者」と批判した。

▶ 続きを読む
関連記事
マスク氏はスターリンク衛星を10万基規模へ拡大する構想を表明。V3衛星で通信性能を大幅向上し、IPOに向けた成長戦略を加速する。一方で規制や環境面の懸念も浮上している
アヘンに似た強い依存性を持つ合法薬物「クラトム」により人生を破壊された当事者たちが、独自の相互扶助コミュニティを設立。自らの経験とデータを武器に、未規制の連邦当局を動かし希望を広げる闘いを追う
米ギャラップ調査でLGBTQ関連への支持が近年低下。同性婚や同性愛の容認度が下がり、性別移行への受容も減少。特に共和党支持層で顕著で、DEIへの反発が背景とされる
米イランの緊張が続くなか、イランのアラグチ外相は「イスラエル軍がレバノンから撤退しない限り戦争は終わらない」と主張。水面下で米イラン間の間接交渉が続くなか、停戦をめぐる駆け引きが激化している
5月の米新規雇用は17.2万人増と市場予想を大幅に上回り、労働市場の過熱が続いている。景気後退の懸念が和らぐ一方、インフレ再燃に伴うFRBの追加利上げ観測が強まり、米株式市場は警戒感から下落