2024年8月12日、アメリカのバージニア州ラウドン郡のトランプ陣営事務所で起きた強盗事件で、ラウドン郡保安官事務所が容疑者の写真を公開(ラウドン郡保安官事務所提供)
容疑者は黒ずくめの白人男性 監視カメラが捉えた

バージニア州のトランプ選挙事務所が強盗に遭う

ドナルド・トランプ大統領候補のバージニア州の選挙事務所に11日夜(現地時間)、強盗が入った。同州のラウドン郡警察が容疑者の捜索にあたっている。

ラウドン郡保安官事務所は12日のプレスリリースで、バージニア州アッシュバーンにあるトランプ大統領の選挙事務所に、全身黒ずくめでリュックサックを背負った白人の成人男性が押し入ったと発表した。

監視カメラには容疑者の映像が残されている。保安官事務所は容疑者の静止画を公開し、目撃者や情報提供者の協力を求めている。

ラウドン郡のマイク・チャップマン保安官によると、この事件は異例だという。

「選挙事務所や政党事務所への侵入は珍しい。我々は容疑者を特定し、事件の原因を調査して、何が盗まれたかを特定するつもりだ」

トランプ陣営が借りているアッシュブルック・プレイス20000ブロックにあるオフィスは、バージニア州第10地区共和党委員会の本部でもある。

保安官事務所によると、11日の午後9時頃に事件の連絡があり、保安官代理が直ちに捜査に向かったという。

広報担当者は、詳細は分かり次第伝えると述べており、情報提供を呼びかけている。

トランプ大統領はこの事件についてまだ公に言及していない。エポックタイムズはトランプ陣営にコメントを求めている。

関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供