2024年7月19日、フィリピン・タンブロン州バンバン市において、市長アリス・リール・グオの選挙広告ポスターが確認された。(Jam Sta Rosa/AFP/Getty Images)

フィリピンの女性市長逃亡、国籍偽装、犯罪組織の関与

フィリピンのバンバン市前市長アリス・グオが逃亡した事件は、国内外で大きな波紋を呼んでいる。彼女はフィリピン人を装い、犯罪組織との関連が疑われているという。フィリピン当局は、インターポールを通じて彼女の国際手配を要請し、その背景にある偽造身分証の問題が、国家安全保障に及ぼす影響を重視している。

フィリピン・ダンブロック州バンバン市の前市長アリス・グオは、現在、国外に逃亡中であるとされている。彼女は1990年代生まれの中国人であり、中国の犯罪組織とのつながりが報道されている。フィリピン移民局は、彼女とその家族のパスポートを取り消した。

フィリピン反組織犯罪委員会(PAOCC)の広報担当者は、このパスポート取消が、インターポールによる国際手配を引き起こす可能性があると述べている。この手配により、彼女を逮捕し、フィリピンに引き渡すための国際的な支援が可能となるのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国インフルエンサー「落日海盗」が海外軍事系インフルエンサーを月4万ユーロで勧誘、中共の「見えないプロバイダー」戦略を暴露。自然な印象操作で台湾の士気低下を狙う巧妙な手法。専門家は中立を装った心理戦と警鐘を鳴らす
中国共産党はガザ紛争を自国の影響力拡大の好機と捉え、イラン経由の資金援助や国連での外交戦、巧みなプロパガンダを駆使。米国の威信を削ぎ、中東での新たな調停役を狙う北京の戦略的野心とその手法を鋭く分析
英国が国家支援型サイバー攻撃に関与した中国企業2社を制裁。80超の政府機関を標的にした攻撃を抑止する狙い。日本はこの公開非難を支持した
中共が誇示してきた「一帯一路」は行き詰まりを見せており、世界の少なくとも14か国で労働者への賃金未払いが発生していると指摘されている。​
イーロン・マスク氏のXプラットフォームは最近、新たなユーザー位置情報機能を導入した。目的は、透明性を高め、国境を越えたフェイクニュースの拡散を防ぐことにある