イタリアは、レアアースを使用しないEVモーターの開発に成功しており、この技術は未来の交通を根本的に変革し、中国の独占的地位を抑制することになる。この開発により、EUは中国依存からの脱却を目指すことができる。資料画像はイタリア製のフィアット(Fiat)500 Electric 「La Prima」である。撮影日は2020年7月14日。(Marco Bertorello/AFP via Getty Images)

イタリア革新 レアアースを使用しないEVモーターでEUの対中依存を減少

イタリアが開発したレアアースを使用しない新型EVモーター「Spinrel」は、EU市場に革新をもたらし、中国依存を軽減できる可能性を示した。この技術的突破は、持続可能な交通の未来を形作り、環境への影響を大幅に削減すると言われている。

EU市場は中国の低価格EVのダンピングの影響を大きく受けており、関税を引き上げるだけでなく、「技術面」でも突破を図っている。イタリアのメディアによると、イタリアはレアアースを使用しないEVモーターの開発に成功しており、未来の交通を根本的に変え、中国共産党(中共)の独占的地位を抑制することになると報じられている。

La Repubblicaによれば、新型モーターの第一世代は「Spinrel」と名付けられ、ドイツのケルンで開催された国際自動車技術博覧会で初めて公開した。このモーターは、北イタリアに拠点を置く三社、Settima Meccanica、Spin、MotiveからなるGreen Silence工業センターによって開発・製造したものである。

▶ 続きを読む
関連記事
中共官製メディア「光明日報」のプラハ駐在記者が、中共の情報機関のために活動した疑いでチェコ当局に起訴された。台湾に友好的な政治家の情報を収集していたとし、同国で同罪が適用される初の事例となる
ドイツ当局は、中共のために情報収集を行った疑いで中国系ドイツ人夫婦を逮捕した。大学や研究機関の先端技術、軍民両用技術の流出リスクに改めて注目が集まっている
昨年、中国重慶で反共スローガンを映し出した中国の反体制活動家、戚洪さんが英メディアに対し、英国で警察に助けを求めた際、中共政権寄りとみられる通訳者から「なぜ国を愛さないのか」などと詰問されたと明らかにした
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる