2020年11月6日、東京のトヨタショールームで、オリンピック・パラリンピックのカウントダウン時計とともに掲げられたトヨタのロゴ。(写真:PHILIP FONG/AFP via Getty Images) (写真:PHILIP FONG/AFP via Getty Images)

中国経済の悪化に伴う日本企業の撤退加速

最近、中国日本商会はアンケート調査の結果を発表した。それによると、調査に回答した中国の日系企業の60%が、今年の中国の経済状況は昨年よりも「悪化する」と考えているようだ。

8月、中国で日本企業の幹部が中国共産党によってスパイ罪で起訴される事件が発生した。学者たちは、多くの人々が中国の将来に対して非常に悲観的であることを認識しており、『反スパイ法』が人々にさらなる不安を引き起こしているため、中国市場からの撤退の傾向は今後も続くと考えている。

今年の7月、中国日本商会は中国にある8千社の日本企業を対象にアンケート調査を実施し、最終的に1760件の有効な回答を得た。調査結果によれば、中国にある日系企業を訪問した中で、60%が今年の中国の経済状況は昨年と比べて「悪化」または「やや悪化」していると考えている。この数字は5月の調査での50%から大幅に増加した。

▶ 続きを読む
関連記事
世界最大の輸出国が人為的に安い通貨を維持するなか、西側諸国の経済はいつまで持ちこたえられるのだろうか
中国の5月小売売上高にあたる社会消費財小売総額は前年同月比0.6%減となった。自動車や家電、建材の落ち込みが目立ち、都市部の消費低迷も鮮明に
中国の若者失業率「40%超」、投資・輸出・内需が同時崩壊している。元中共当局者が入手した習近平への極秘報告書が暴露する経済の末期症状
専門家は、中共当局の各種の「隠れ債務」を加えれば実際の規模は300兆元に迫っている可能性があり、政府債務は中国経済の時限爆弾だと指摘
中共国家統計局が発表した5月の経済統計で、社会消費品小売総額(個人や社会団体が生活のために購入した実物商品+飲食サービスの合計)が3年ぶりに減少した。内需低迷や自動車販売の落ち込みを受け、中国経済の減速懸念が強まっている