粘液の秘密 体を病気から守る見えない盾
150面ものサッカー場がジェル状の物質でいっぱいになり、その中をくぐり抜けてエンドゾーンに進む場面を想像してみてください。これは、ウイルスが私たちの体内に侵入しようとする際に直面する防御の仕組みを例えたものです。消化器系の専門医であるロビン・チュトカン博士によると、この「ジェル」が腸や肺にある粘液の層を表し、ウイルスの大きさの5千倍も厚みがあるといいます。
「粘液は体を守る大きなクッションのようなものです」と、消化器系の健康についての著書があるチュトカン博士は語ります。彼女の著書『The Anti-Viral Gut』では、粘液の重要な役割について詳しく述べられています。
多くの人は、風邪で鼻水やのどの不調を感じるときだけ粘液を意識するかもしれませんが、実は私たちの体には、皮膚よりも多くの粘膜があり、肺、目、そして消化管全体を守っています。
関連記事
ADHDの薬は、集中力や衝動性の改善に役立つ一方、子供によって効き方や副作用に大きな差があります。薬が合わない理由とは何なのか。診断や薬選びで見落としたくないポイントと、薬以外の選択肢について紹介します。
骨密度アップに必要なのはカルシウムだけではありません。栄養士が教える5つの重要栄養素と、器具不要で始められる自重エクササイズ6選をわかりやすく解説。骨粗しょう症が気になる方にもおすすめです
お酒をよく飲む人は、飲まない人より口腔細菌の種類が多く、一部は歯周病と関連していました。因果関係は未確定ですが、口の健康を見直す手がかりになります。
落ち着きがない、集中できない、衝動的に動く。ADHDに見える症状の背景に、睡眠や視力、栄養など別の要因が隠れていることがあります。
突然こみ上げる胸やけや喉の不快感。温かい水や指圧など、身近な工夫で酸逆流を和らげられることがあります。