金融界腐敗を取締る中共 深まる内部闘争
最近、中国共産党(中共)の金融分野で官僚たちが次々と失脚している。最新の情報によると、華興銀行の元書記長である張長弓が逮捕され、彼は金融界の著名な人物たちを告発した。
公開された資料によれば、張長弓は複数の銀行で勤務していた。2021年9月頃、彼は当局に連行され調査を受けたが、公式には未だに関連する発表は行われていない。
中国の財新網は、10月29日(火)に事情通の情報を引用し、張長弓が関与した事件の金額が、非常に大きいことを明らかにした。受け取った賄賂の金額は約3億元、横領した公金は6億元を超え、主に銀行資金を使って株式投資を行ったことが問題視されている。
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中国共産党が財政難に直面し、「腐敗官僚経済」という現象が浮上。汚職官僚からの資金回収を通じて財政問題の解決を図る。必要に応じた逮捕や面談による金銭要求など、独特の手法が用いられている。
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