AIが普及するほど人間の創造性は価値を増す? ジェボンズのパラドックス

AI生成があふれる時代、人間の創造性や「本物」の価値はどう変わるのか。ジェボンズのパラドックスから、AI時代の希少性と創作の未来を読み解く
2026/10/19 tu

「協調的引き締め」 ウォーシュFRB議長によるIMF講演の要点

FRBのウォーシュ議長はIMF年次総会で、主要中銀による協調的な金融引き締めの現状を総括した。世界経済の想定以上の強靱さやAIがもたらす生産性向上への期待を語る一方、労働市場の混乱や下振れリスクに警戒感を示した
2026/10/17 Andrew Moran

AI巨額投資の現実と中国共産党が仕掛けるデジタル支配の脅威

米巨大ITによるAI投資の急拡大と現実的リスク、そして中国共産党が「発展途上国の支援」を偽り進めるデジタル支配の罠を検証。自由と安全保障を守るための賢明な判断と技術選択を提言する
2026/10/16 金丸真弥

IMF 人民元は21.3%過小評価 中国に内需拡大と財政刺激を要求

国際通貨基金は、中国の人民元が実質ベースで中央値21.3%過小評価されているとの見方を示した。内需低迷や輸出依存を背景に、当局へ財政刺激の拡大や不動産市場の安定化、社会保障の強化を求めた
2026/10/16 任義

中国進出の日系企業が過去最少 2年で4千社超撤退 「構造的転換」進む

最新の調査によると、中国で事業を展開する日系企業の数が過去最少となり、直近2年間で4千社以上が中国市場から撤退した。統計を開始した2010年以降で最も少なく、ピークだった2012年と比べて約3割減少した。
2026/10/13 新唐人テレビ

三菱マテリアル 中国からのタングステン輸入を停止 ベトナムから調達

三菱マテリアルは、中国共産党(中共)政府の輸出規制を回避し、超硬工具の製造に使う再生タングステンの調達をベトナムから開始した。
2026/10/11 李平

8月経常黒字4兆620億円 海外投資収益5兆円超が牽引 貿易収支は赤字転落

財務省が10月8日に発表した2026年8月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資などの取引状況を示す経常収支は4兆620億円の黒字となり、前年同月から4339億円増加した。
2026/10/08 皆川太郎

8月実質賃金1.9%増 名目賃金、物価上昇を上回る

厚生労働省が10月7日に公表した「毎月勤労統計調査」の2026年8月分結果速報によると、物価変動の影響を除いた1人当たりの実質賃金は、消費者物価指数(総合)を基準にすると前年同月比1.9%増となり、9か月連続で前年を上回った
2026/10/07 鈴木亮政

G7最大の政府債務で利回り上昇は最小 日本国債で何が起きているのか

原油価格の上昇やインフレ懸念を背景に世界的な債券安が進むなか、日本国債の利回り上昇は主要7か国(G7)の中で最も小幅にとどまった。日本は国内総生産(GDP)比で200%を超える政府債務を抱える一方、政府が保有する金融資産を差し引いた純債務は粗債務を大きく下回った。
2026/10/06 安藤蔵人

日系企業の中国離れ加速 進出企業数は過去最低

中国経済の減速や関税リスクの高まり、人件費・製造コストの上昇に加え、競争激化が収益を圧迫している。中国に進出する日系企業数は過去最低となった。日中間の外交的な対立が続くなか、中国事業の縮小や撤退がさらに進むと見られる
2026/10/06 李平

円キャリー巻き戻し 世界市場に波及懸念 日米の異例介入 円安抑制と金融安定が課題

約30年ぶりとなる日米合同の為替介入が、世界の金融市場に波紋を広げている。日銀の追加利上げも見込まれる中、低金利の円を借りて運用する「円キャリートレード」の巻き戻しが、世界的な資産売却につながるかが焦点となっている。
2026/10/02 皆川太郎

高市政権「責任ある積極財政」の実像 従来の財政運営から何が変わるのか

高市早苗首相は9月30日、第二次高市改造内閣発足後初となる経済財政諮問会議を開催した。令和9年度予算編成や今後の経済財政運営を巡り「責任ある積極財政」の具体化に向けた議論を本格化させた。政府が目指しているのは単純な歳出拡大ではなく、経済成長を通じて財政の持続可能性を確保するという財政運営への転換である。
2026/10/01 鈴木亮政

お金についていかに自分が無知であるかを教えてくれた「債券」

曾祖父から譲り受けた米国債の思い出を機に、難解な現代金融システムの真実に迫るエッセイ。国債やレポ市場、銀行の信用創造、ドルの価値が薄まる本質を、実体経済と市民の視点から平易に解き明かし、財政のあり方を問う
2026/09/22 Mollie Engelhart

日銀が政策金利1.25%に引き上げ 31年ぶり高水準 植田総裁「引き続き利上げ」

日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を1.25%に引き上げることを決めた。1.25%は1995年以来、31年ぶりの高水準となる。利上げは前回から3か月ぶりで、これまでよりもペースを速めて利上げに動いた形となった。
2026/09/18 鈴木亮政

8月の全国消費者物価指数 前年同月比1.7%上昇

総務省は2026年8月の全国消費者物価指数(2025年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は102.0となり、前年同月比1.7%上昇した。
2026/09/18 鈴木亮政

サウジ原油パイプライン攻撃 供給不安でも「必要量確保」 赤澤経産相

サウジ東西原油パイプラインが無人機攻撃で停止。赤澤経産相は、約200日分の官民備蓄と米国・UAEからの代替調達により必要な原油量は確保できると説明した。一方、中東情勢の不透明感で価格上昇が懸念される
2026/09/15 橋本龍毅

アメリカ原油生産量 過去最高の見通し

米エネルギー情報局(EIA)は、米国の原油生産量が2026年に過去最高の日量1380万バレルに達すると予測。世界的な需要減退や米イラン情勢の緊迫化が続く中、新規プロジェクト稼働が米国の増産を牽引する
2026/09/13 Naveen Athrappully

世界は中国に対抗する姿勢を鮮明にしている

G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
2026/09/13 Milton Ezrati

小麦価格が急騰 黒海情勢の緊迫とエルニーニョが2大要因

黒海での軍事衝突激化や観測史上最大級とされるエルニーニョの影響により、小麦価格が急騰している。肥料供給の逼迫や長期的な干ばつ懸念も重なり、世界的な食料インフレや農業生産への打撃に警戒感が高まる
2026/09/13 Andrew Moran

日本政府 GX戦略地域18地域を認定 AIデータセンター集積を重点支援

経産省はGX戦略地域の第1弾として18地域を認定した。データセンター集積型は9地域全てが選ばれ、AI普及で増える電力需要への対応と地域産業・雇用の創出を目指す。コンビナート再生型は川崎市のみ認定された
2026/09/13 橋本龍毅

ベッセント氏「私が胴元」 円支援を強調 日銀利上げで円キャリー取引に転機か

ベッセント米財務長官が円相場を支える姿勢を改めて強調した。日銀の追加利上げ観測が強まるなか、円は約7か月ぶりの高値水準に上昇。世界の金融市場を支えてきた円キャリー取引の巻き戻しにも注目が集まっている
2026/09/11 任義

「望むなら私と反対に賭けてみろ」 ベッセント米財務長官 円売り勢をけん制

スコット・ベッセント米財務長官は9月8日、外国為替市場で円安を見込む取引を続ける市場参加者に対し、自身には日本政府や日本銀行の政策動向を把握できる「情報面での優位性」があると強調し、「望むなら私と反対に賭けてみろ」と警告した。
2026/09/09 皆川太郎

【分析】日銀の9月利上げ ほぼ確実か 日本の金利はどこまで上がるのか

日銀による9月の利上げが市場の共通認識となりつつある中、円相場は一時、1ドル=152円付近まで上昇し、10年物国債利回りも一時3%を突破した。市場の関心は、9月に利上げするかどうかから、日本の金利がどこまで上昇するのかへと移りつつある。
2026/09/09 趙彬

片山財務相 消費税1%引き下げ財源を捻出へ 「日本版DOGE」で歳出見直し 市場の信認にも配慮

片山さつき財務相は9月8日の閣議後記者会見で、2027年度から2年間、飲食料品の消費税率を1%引き下げる方針を巡り、赤字国債に頼らず財源を確保する考えを示した。税収動向を精査するほか、租税特別措置や補助金の見直し、税外収入の確保などを進める。
2026/09/08 鈴木亮政

日本の外貨準備 過去最大の月間減少 為替介入が影響

財務省が9月7日に公表したデータによると、日本の外貨準備高は8月末時点で1兆2075億2400万ドルとなり、7月末から795億7500万ドル減少した。減少率は約6.18%で、記録が残る中で最大の月間減少幅となった。
2026/09/08 季薇

円高進む 一時1ドル153円台 約半年ぶり

外国為替市場で8日、円相場が一時1ドル=153円台まで上昇した。約半年ぶりの円高水準となった
2026/09/08 清川茜

債券市場は真実を語る

世界の政治家たちは、すべての先進国で天文学的な水準に達している債務を意に介していない。しかし、債券市場が発しているシグナルに、もっと注意を払うべきである。市場のトレーダーは、歳出、経済成長、債務、インフレの見通しを見ている。その数字は、もはやつじつまが合わない。
2026/09/05 Jeffrey A. Tucker

片山財務相「リフレ政策と高市政権の経済政策は同じではない」 G20帰朝報告で表明

片山財務大臣は、2026年9月に開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議の成果について、高市首相への報告後の記者会見で説明した。この中で片山氏は、高市政権が推進する経済政策「タカイチノミクス」について、「リフレ政策と高市政権の経済政策は同じではない」と述べた。
2026/09/04 鈴木亮政

G20議長総括 中国の不賛成が明記 途上国債務や重要鉱物で対立

20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、2日間の日程を終えて閉幕した。成果文書は共同声明ではなく、議長総括として公表された。重要鉱物やサプライチェーン、途上国の債務再編に関する記述について、中国が賛成しなかったことが文書に明記された。
2026/09/02 鈴木亮政