2023年12月18日、テキサス州イーグルパスで、メキシコからリオ・グランデ川を渡った後、米国国境警備隊の手続きを待つ1000人以上の不法移民たち(John Moore/Getty Images)

米国市民と結婚した不法移民を保護する連邦規則が無効に

テキサス州の連邦判事は7日、米国市民の配偶者である不法移民が永住権を申請できるようにする国土安全保障省(DHS)の規則を無効とする判決を下した。

判決により、8月に発表された「仮釈放制度(パロール・イン・プレイス)」プロセスが取り消された。この制度は、不法移民の配偶者が合法な地位を申請し、米国内に一時的に滞在できるものだった。承認されれば、グリーンカード(永住権)取得の手続きや、最終的には一定の資格要件を満たした場合に米国市民権を取得できる可能性があった。

この要件には、過去10年以上米国内に継続的に居住していること、犯罪歴に不適格な要因がないこと、そして6月17日までに米国市民と結婚していることが含まれており、DHSは8月、家族の一体性と安定性を維持する公共の利益のため、適格な不法移民に対し、個別に「仮釈放」を付与することで家族の結びつきを保つことを目指すと説明していた。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年、北米で「火球」の目撃例が例年の2倍に急増。特定の流星群に属さない「散在流星」の異常な増加に対し、NASAや専門家が調査を開始した。単なる偶然か、未知の周期性か。空の監視が強化されている
米雇用機会均等委員会(EEOC)は5日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)を提訴した。多様性・公平性・包括性(DEI)目標の達成に貢献できないとの理由で、同社が人種・性別を根拠に白人男性の上級編集職への昇進を拒んだとする内容だ。
トランプ氏所有のゴルフ場で、警備エリアに侵入し指示を拒絶した男が逮捕された。同氏の不在時に起きた事件だが、相次ぐ暗殺未遂事件により米国内では緊張が高まっている
イーロン・マスク氏がOpenAIと同社最高経営責任者(CEO)のサム・アルトマン氏らを相手取った訴訟が、正式に公判段階に入った。
米司法省は28日、感染症専門家ファウチ博士の元上級顧問だったモレンスを起訴した。新型コロナウイルスの起源をめぐる調査において、連邦記録の隠滅などに関与したとして、複数の罪状が問われている。