今年は中国事業の不振により、複数の日系スキンケア大手企業が業績の悪化に直面している(shutterstock)

化粧品大手 中国事業の低迷で業績悪化

今年は中国事業の不振により、複数の日本の化粧品大手企業が業績の悪化に直面している。

コーセーは11日、2024年12月期の連結純利益予想を前期比31%減の80億円と下方修正した。これは、中国市場での店舗閉鎖や在庫調整など、構造改革費が影響したためである。特別損失として45億円が計上され、中国国内の不採算店舗の閉鎖や在庫処分などによる事業整理損として、営業利益も従来の200億円から180億円へ引き下げられた。

一方、資生堂も同様に、中国やトラベルリテール(免税)事業での売上低迷が続いており、2024年度の純利益は前年から72%落ち込む見込みだと発表した。1〜9月期の売上はほぼ横ばいの7227億円だったが、純利益は96%減の7億円に留まった。中国市場での消費者の節約志向による高価格帯と低価格帯の二極化が影響している。

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