2021年12月10日、アリゾナ州ユマで、メキシコから米国に入国した不法移民に対し、国境警備隊員が国境フェンスに集まるよう指示している様子(Charlotte Cuthbertson/The Epoch Times)

出生地主義廃止など トランプ氏 国境問題で行政命令準備

ウォール・ストリート・ジャーナルは20日、次期政権関係者の話として、トランプ氏が、就任直後に移民関連の行政命令10件に署名する予定だと報じた。

これらの命令には、出生地主義に基づく国籍付与の廃止、米墨国境への軍隊派遣、国境における国家緊急事態の宣言、不法移民強制送還手続きの即時開始、そして国境での庇護申請の停止が含まれる。関係者は具体的な内容については明かしていないが、これらの措置が実施されれば、アメリカの国境政策が大幅に見直されることになる。庇護申請の停止や軍隊の活用がどのように実施されるのか、また法的な課題に直面するかについては現時点で不明だ。

トランプ氏は、「メキシコに留まる」政策の再開を計画している。この政策では、米墨国境で庇護を求める人々が、アメリカの裁判所で案件が処理されるまでメキシコ北部の国境都市に滞在することを義務付ける。また、国境の壁の建設再開、麻薬密売組織を外国のテロ組織に指定すること、そして難民受け入れプログラムの4か月間の停止も計画している。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権は28日、中国を含む外国製の新型ロボットと電力インバーターの輸入を禁止する一連の措置を発表した。米国の人工知能(AI)開発を国家安全保障上の脅威から守ることが目的だ。米国の禁止措置は、中国のロボットメーカー、とりわけ宇樹科技に打撃を与える。
米国の初代大統領ジョージ・ワシントンから現大統領のトランプ氏に至るまで、米大統領の移動手段は大きく変化してきた。馬車から自動車、専用機、装甲車まで、240年にわたる大統領専用の乗り物の歴史を振り返る
トランプ政権は7月27日、英国、ドイツ、日本など24の同盟国とともに、安全な第6世代移動通信システム(6G)の開発加速、6G規格の策定、中共による次世代通信技術への影響力の弱体化を目的とする世界的な協力計画を始動させた
米政府は、人工知能(AI)の発展に伴うデータセンターの拡大と電力需要の急増に対応するため、22日、約32億エーカーに及ぶ連邦水域内で原子力事業を建設する計画を評価すると発表した。これは、国内のエネルギー生産を拡大し、先進的な原子力技術の配備を加速する計画の一環である。
米通商代表部(USTR)は7月23日、日本や中国、EUなど60か国・地域からの輸入品に10~12・5%の追加関税を課す最終決定を発表した。24日に失効する一律10%関税に代わる措置である。